
最近読んだ東野圭吾さん


【分身】
【放課後】
【片思い】
【時生】
【放課後】は東野圭吾さんの初期の作品で初めて賞を受賞された作品だからわくわくしながら読みました

ミステリーの純粋な推理小説なんですね

作風も今と結構違うかも

最後に犯人やトリックがわかったときには、本一冊の中に些細な手掛かりがたくさん詰まっていて、「ぁあそういえば!」とゆー場面がたくさん思いだされました

これから【放課後】を読む方は一文一文を疑いながら読まれることをオススメします

私的に一番楽しかったのは【時生】でした

人間くささのある主人公が味があって、ストーリーもミステリーだけどファンタジックですごい勢いで読みましたよ~

【分身】は先端技術の探求に翻弄されてしまうが故の医療問題、【片思い】は性同一性障害が題材となっていて社会問題について考えさせられますね


いい子ぶりたいわけではないし当たり前のことですが、どの作品にも共通しているのは「心」ですよね
人の感情って不思議。
いろんな感じ方や考え方があります。
非情な登場人物もいれば優しい人もいる。優しいけれどときには非情にもなれる。
なにが正しいとかはないかもしれませんが、ふと、豊かな心を持った人になりたいなぁと思いました。
傷みや、喜びに敏感な人になりたいな。