最近読んだ本を紹介します
石田衣良さんの｢美丘｣
という作品ですo(^-^)o
あらすじは………
平凡な大学生活を送っていた主人公の前に破天荒な彼女､美丘が突然現れ、その強烈な個性と奔放な姿に主人公は惹かれていく。
二人は結ばれたが主人公は美丘に衝撃な事実を告げられる。
彼女はいつ発症し死んでしまうかわからない不治の病をかかえていた…。
先が気になりすぎて1日くらいで読んでしまったと思います
はっきり言って切なすぎます
美丘は発症したら約3ｶ月で死んでしまう【ﾔｺﾌﾞ病】という病気を抱えているんですが、発症すると脳の機能が低下して話すこと、体を動かすことができなくなってしまうんです。記憶もなくなっていきます。
しかもいつ発症するのかわからないという恐怖を抱えて毎日を過ごすんです…m(__)m
大好きな彼氏ができても幸せな毎日がいつまで続くのかわからない、発症したら大好きな人のことも忘れてしまう。大好きな気持ちを言葉で伝えることもできなくなってしまう。
読んでいる半分くらいからずっと泣いていたと思います
主人公の気持ちも美丘の気持ちも本当考えれば考えるだけ悲しくなりました
けどもちろん悲しく切ないだけではありません
明日が何の不安もなくやってくることを本当に幸せなこと、自分の大好きな人達を大切にしたいと思いなおすことができました(:_;)明日が来るならばできることがたくさんある、人を愛することだってできる、自分の気持ちを伝えることができる、大好きな人を抱きしめることができる。
いろんなことを見つめ直せる作品です(>_<)
ﾎﾞﾔﾎﾞﾔ毎日を過ごしがちだったときに気が引き締まりました