武器としての国際人権 藤田早苗 英国エセックス大学人権センターフェロー | 榊原平のブログ―安城·愛知から世界に学ぶ Taira Sakakibara’s Blog : A Global Learner from Anjo and Aichi

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榊原平と申します。愛知県安城市出身・在住。常に学び、観察し、考え、人や社会に共感し、このブログでは自分が学んだことや考えたことや感じたことを書いています。このブログで安城・愛知から世界へつながり(Solidarity)を作りたいと思っています。

  武器としての国際人権 藤田早苗 英国エセックス大学 人権センターフェロー

英国エセックス大学 人権センター フェロー 藤田早苗 法学博士(国際人権法)さんが登壇する勉強会に22日に参加。
 
著書
「武器としての国際人権」
にサインをいただきました。

藤田早苗のサインの画像

 

藤田早苗のサインの画像

 
 

この本では(国際)人権とMDGs、SDGsについても言及しています。SDGsの17の目標(食料、水、教育、環境etc)も結局のところ(国際)人権問題であると思われます。

しかし、今行われているSDGsの(政府や市民が行う)施策は、人権法(司法)の観点が抜けているような。

SDGsの目標の達成に不熱心なのは日本の司法なのではないかと。

そこをちゃんと変えていかないと2030年までのSDGsの達成はないと思いました。

【目次】
第一部 国際人権とは何か

第一章 人権とは?——「思いやり」と「人権」は別物だ 
第二章 国際人権をどう使うか

第二部 国際人権から見た日本の問題 

第三章 最も深刻な人権侵害は貧困 
第四章 発展・開発・経済活動と人権 
第五章 情報・表現の自由 
第六章 男性の問題でもある女性の権利
第七章 なくならない入管収容の人権問題

【著者略歴】
藤田早苗(ふじた さなえ)
法学博士(国際人権法)。
エセックス大学人権センターフェロー。
同大学で国際人権法学修士号、法学博士号取得。
名古屋大学大学院国際開発研究科修了。
大阪府出身、英国在住。
特定秘密保護法案(2013年)、共謀罪法案(2017年)を英訳して国連に通報し、その危険性を周知。
2016年の国連特別報告者(表現の自由)日本調査実現に尽力。
著書に“The World Bank, Asian Development Bank and Human Rights“ (Edward Elgar publishing)。

 

 

 

参考

 

 

 

人権は「思いやり」ではない

 

 

 

 

 

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