魂をぬく獣は、魂をもどすことはできない。


魂をぬく獣から魂をもどすことができるものを教えてもらい、魂をもどすしかないのだ。


現実的には不可能にちかい話で、さらに、その相手がどこにいるかもわからないゴンザレスでは絶望的だった。


話を聞いた宿屋のおじさんは言葉を失い、ニャンコロメンをみた。


しかしニャンコロメンはドロッチをみるばかりで反応しない。


治療ババは、ニャンコロメンに『今日は帰りますね』と言って部屋をでた。

おばさんは治療ババをおって出ていった。


無言で破壊された窓の片付けを済ませ、小さな声で、『隣の部屋を使ってください』と言った。


反応しないニャンコロメンに頭をさげて出ていった。