中条祭り行って来たにゃん!
山車の写真いっぱいとってきたから載せとくにゃんよ~
そして、今回はメチャ長いにゃんよ(笑)
中条祭りの山車の紹介も兼ねてるからにゃん。許してにゃ~ん!
中条祭りの山車は芸者さんが乗っていてとっても珍しいにゃん。
詳しいことはやらにゃんのHPに書いてあるから見てにゃんね~
中条祭りの始まりは4日の夕方、山車も夕方から各町内から出発するにゃん。
これは淡島神社を出発した驛新組の花車。
(※驛新組だけは山車の字は使わず花車と書いて「だし」と読むにゃん)
中条祭りの5台の山車は、町内を出発して、若宮神社に向かうにゃん。
時間をずらして順に宮入りするにゃんね。
若宮神社に着くと参拝し、最初の踊りを奉納するにゃん。
それから各町内を練り歩いて、踊りを踊ったり、煽り合いをするにゃん。
ちなみに、これは途中で食べた中条名物の本町通り浜屋さんの酒まんじゅう。
とっても美味しいにゃんよ~!
中条祭りに来たら夜店のものだけじゃなく、お菓子屋さんの食べ物も食べてほしいにゃん。
4日の夜。
町内を巡りつつ、煽り合いもやったにゃん。
ここでやってたのは、驛新組と西榮組。
中条祭りの山車は二輪のだけど、シーソーのように前を上げたり下げたりするのが「煽り」にゃん。
2台以上で煽りを繰り返すのが「煽り合い」にゃん。これも全国的にも珍しいにゃんね。
こっちが西榮組で
こっちが驛新組にゃん。
カッコいいにゃんね~でも前につかまってる人はかなり危険にゃんよ。
山車のもう一つの動きが「横歩き」これも危険な動きにゃん。
前を左右に振りながら進むにゃん。
「煽り合い」に行く前とかにやるにゃん。
左!
右!
左!
こんな感じで前を左右に振りながら進むにゃんよ。
山車のロープを引っ張ってる人も左右に激しく動くにゃん。
これをやる時は盛り上がってる時にゃん!
でも、中で乗ってる人は大変にゃんよ。
右に左に上に下にフラれるから普通の人はすぐ気持ち悪くなるにゃん。
芸者さんや太鼓や笛の人も体張ってるにゃんよ。
そして5日の本祭り。
昼間にちょっと出店のところに遊びに行ったにゃんよ。
気温36度越えでとっても暑かったにゃん!
月曜日の昼間ということもあって、人は少なかったにゃんよ。
この日は、市民みこしも出てたにゃん。
写真は胎内市民神輿の会の人にゃん
神輿が終わるとメインイベントの5台の山車の煽り合いにゃん。
でも今年はその直前から急な雷雨に見舞われたにゃん。
その雷が落ちて火事になって救急出動があったり。
こんなことあるにゃんね~思えば最初から不穏な感じだったにゃん。。。。
20:30頃、本町通りの十字路に5台の山車が集結したにゃん。
煽り合いの始まりは、1台ずつ口上を言ってから踊りを踊るにゃん。
まず最初は神明組、ここは芸者さんが3人いるにゃん!
この芸者さんたちは、市内の女の子に踊りを習わせて、踊ってもらってるにゃん。
他にも市内の女の子に踊りを踊らせてる山車はあるけど、一番最初に市内の女の子に踊らせたのが神明組にゃん。
何でも1番じゃないと気がすまないのが神明組のプライドにゃん!
踊りは、職人町らしいキレのある男踊りにゃんよ。
次は本組にゃん。
本組は、頭取さんが音頭とって若衆全員で木遣り唄を唄ったにゃんよ!
本組の芸者さんは、本職の芸者さんにゃん。温海温泉の芸者さんにゃん。さすがに踊りも揃ってて上手にゃん。
次は驛新組にゃん。
驛新組も市内の女の子に踊ってもらってるにゃん。
驛新組だけは、山車の字を「花車」と書いて「だし」と読ませるにゃん。
これは、驛新組の町内にかつて中条遊廓があった南新町(現在の新栄町)があり、最初に山車に芸者さんを乗せたためと言われてるにゃん。
そして遊廓があった当時、花車での芸者さんの踊りは、新人芸者のお披露目や遊廓のPRのために踊っていたそうにゃん。
驛新組は、その当時の踊りや囃子にこだわってやっている組にゃん。
所作や顔の表情が素晴らしいにゃん。
次は北組にゃん。
北組も市内の女の子に踊ってもらってるにゃん。
北組はかっぽれを踊ったんだけど、若衆が全員手拍子して唄って、盛り上げてたにゃん。
全員そろってやってたから、一体感と盛り上がりがすごかったにゃん!!!
最後は西榮組にゃん。
西榮組は、津軽三味線を前面に出してるのが特徴にゃん。三味線の聞かせどころで必ず拍手が起きるにゃん。
踊りも紐を新体操みたいにヒラヒラさせたかと思うと一瞬でタスキ掛けになったりして、見せ場がいっぱいある踊りにゃん。
5台の山車の踊りが全部終わると、各組の頭取・副頭取2人が集まって、煽り合いのはじまりにゃん。
提灯を掲げて、ピーーーーーッ!!!!と笛を吹いたら始まりにゃんけど。。。。。。
今年は始まったと思ったら、いきなり大乱闘が始まったにゃん。
ビックリしたにゃん!!!
真ん中で殴り合いのケンカが始まったにゃん。
後ろでは山車が煽ってて前では大乱闘。凄い光景にゃん。
それから、1回おさまったと思ったら、また再開したにゃん。
残念なことに、このケンカで怪我人が出て救急車で運ばれてしまったにゃんよ!
一部の人だと思うけど、熱くなるのはわかるけど、その熱さと力はケンカじゃなくて煽り合いに注いでほしいにゃん。
怪我した人の回復をお祈りするにゃん。
その後も煽り合いは30分位続けられたにゃん。
本組!
驛新組!
神明組!
北組と西榮組!
雨の中、全員頑張ってたにゃん!
山車の煽りを続けるのは、実はかなり大変なことにゃん。
一番前の前の天木(てんぎ)という横棒のところにいる5人が花形だけど、それ以外の人たちも一生懸命にゃん。
煽りは総合競技みたいなもんにゃんよ。
今回は、あんまり光の当たらない人たちも紹介してみるにゃん。
まず、天木にはは山車を引っ張るロープがついてるけどこれを上げ下げする人。
この人たちも休む間もなく上下しなくちゃいけないにゃん。
次に、山車の中の煽りを盛り上げるおなご衆2名。
このおなご衆は、煽りの最中「煽れ!煽れ!」と声を掛けて音頭取ってるにゃん。
山車が上下に振れてる間ずっと踊ってるにゃん。だから落ちないように腰に紐をつけて、芸者さんに持ってもらってるにゃんよ。
写真見ると紐が見えるにゃん。
そして山車の後ろ。
ここにいる人たちは、中高生の若い人が多くて、将来の天木の候補生にゃん。
でも休む間もなく、降りたり、登ったり、体重掛けたりと、ここも大変な重労働にゃん。
みんな熱くなってハッピを脱いでやってるにゃん。
そして、最後にそれ以外の若衆全員。
煽り合いをしている間中、花車の横と後ろで、「煽れ!煽れ!」と声を掛けて盛り上げてるにゃん。
小さい子供も、声かけて盛り上げてるにゃん!
そして後ろのおなご衆。飲み物を両手に持ってるけど、自分で飲むんじゃないにゃんよ。
煽り合いが進んでいくと、みんな疲れてくるから交代でやるにゃん。
交代して役から外れた人に、さっと渡すにゃん。誰に言われるともなくやってるのがすごいにゃん。
山車は煽り合いはチームプレーにゃんね。
こんな風にして、約30分間位、煽り合いを続けるにゃん。
最後に、来年もまたここで煽り合いをしようと、5台の山車の三役が誓い合って、三本締めをして終わるにゃんよ。
中条祭りの一番の見所にゃん。見たことない人は、是非一度見に来てにゃん。毎年9月5日の8時頃からやってるにゃんよ。
煽り合いが終わると各町内に戻って、この日は終ったにゃん。
翌日、6日の最終日。
お昼からまた山車が出動するにゃん。
最後の日は、行き残したところや自分の町内に行って最後を締めるにゃん。
名残惜しくて夜遅くまで山車を引くにゃんよ。
子供たちも休憩時間に花車に乗せてもらってうれしそうにゃん。こういう体験の楽しさが、次の時代の担い手を育てるにゃん。
余計なことだけど、やらにゃんは驛新組のこの二人のかっぽれが一番好きにゃん!
(書いてから思ったけどこれ5日だったにゃん(↑.や.;↑)
この日も煽り合いはあるにゃん。
若宮神社のT字路で神明組と北組と本組の煽り合いにゃん。
駅前通りT字路で驛新組と西榮組。
これは駅前T字路の方のお客さんにゃん。楽しみに待ってるにゃん!
この日は警察がいっぱいいたけど(笑)平和に煽り合いを楽しんでたにゃんよ~
西榮組の煽りにゃん!
驛新組の煽りにゃん!
最後の煽り合いを楽しんでるのがわかるにゃんよ!
そしてこの煽り合いが終わるといよいよ祭りも終わり。
でもみんな名残惜しいにゃん。
10時半を過ぎてもこの人数が残ってるにゃん!!!!!
みんな今年最後のお祭りを逃がしたくないみたいにゃん。
でも、11時以降は山車の運行ができないから、山車小屋に帰って今年のお祭りは終了にゃん。
お疲れ様でした!皆さんの今年も素晴らしい中条祭りになりました。
やらにゃんが見てきたのは、中条祭りのほんの一部だけど、夢中になる人の気持ちがわかってもらえたら嬉しいにゃん。
そして、中条祭りが終わると夏が終わるにゃん。
実りの秋がやってくるにゃん。
7日の朝、空を見上げたら、秋の訪れを告げるうろこ雲が広がってたにゃん。
秋にゃーーーーーーーん!!!!!!!!