皆さまごきげんよう(^-^)♪去る10月レディリュシータは劇場版/銀河英雄伝説 -Die Neue These-【策謀】第1章&第2章を鑑賞してまいりました~で、お気の向くままの感想を述べたいと思います~ではさくっと始まり~♪
【策謀】第1章では第八次イゼルローン要塞攻防戦の終結からオーディンの幼帝誘拐まで、第2章では同盟においての銀河帝国正統政府樹立宣言~ラインハルトの宣戦布告&ユリアンの旅立ちまでが描かれました。+フェザーンの暗躍ですね( ̄▽ ̄)第1章の最初の話以外はほぼ会話劇ですね♪
~第1章の感想~
艦隊戦を制した同盟でしたが、帝国大将ケンプはガイエスブルグ要塞そのものをぶつけるという最後の策に出てきます。それにしても現代CGはすごいわ~。でも要塞を一人で動かすのってかなり無理があるのでは?と思ってしまった私です。むしろ1人でOKなら遠隔操作でも良かったんじゃん?とも思ってしまったり。でもおそらくケンプの大将としての矜持がそれを許さなかったのでしょうね(スターウォーズTLJで一人クルーザーに留まったホルド提督みたい)失敗した以上は生きて帰ってはいけない的な或る意味、旧帝国と同じ残念な考えが染みついていたのかもしれません(まぁラインハルトも最初はミュラーを厳罰!と言ってましたから全体としてあるのでしょう)そうするとオーベルシュタインは先進的思考の持ち主なのでしょうね。
いずれにしても要塞をぶっつけ作戦をヤンは既に読んでいたので冷静に対処します。とはいえこれはフィッシャー提督のおかげが大きいでしょうね。全艦隊で航行エンジンへの一点集中砲火のシーンは圧巻と同時に、このときのBGM(要塞)♪はきっとこのシーンのために作られたのかな~と思いました。
態勢を崩されながらもガイエスハーケン・・じゃなかった、ツヴァイなんちゃら(汗)を発射するケンプの行動は、ヤンにはもしかしたら想定外だったのかもしれません。それでイゼルローンの主砲を以って最終的に要塞を破壊します。
ついに宇宙に四散するガイエスブルグ要塞。考えたらキルヒアイスが命を落とした会場も塵となりました。それにしてもノイエ版のミュラーはもらい損の大怪我になってませんかね?確かに殿を務めたというのはありますけど・・・(^▽^;)やはり、乗り物のシートベルトは大事ってことですね(違)
ミュラーのお声はマル優なのではありますが、比較対象をしてしまうと私大好き水島さんボイスなので~ごめんね~m(_ _)mということで・・あまり比べないようにしています。これはこれ、それはそれの個性ですね。それでもノイエ版も中間近くになってきたこともあって、皆さんだいぶ板についてますよね~(^-^)
ケンプの死出の旅(走馬灯)ですが、私はジブリの紅の豚を思い出しました。第一次世界大戦で人間ポルコが意識が朦朧としている中で見た『飛行機の墓場』のくだりです。ケンプが幻の家族に対して手を振るのではなく敬礼をするあたりが、ホントのお別れなんだな~という感じでした。無論彼の部下たちは既に大勢が亡くなっているのですけどね(そういえば初期アニメ版ですと帰途のミュラーが率いたのは僅かに700隻だった気がしたのですが、ノイエ版は割と多かったような?)
軍葬の棺は空っぽです。そう考えるとオーディンの土に還れたキルヒアイスのほうが、まだ幸せだったのかもしれません(ラインハルトにとってもね)
そうそう、メルカッツ提督&シュナイダー&ユリアンの3人組って良いですよね~【激突】第3章でメルカッツ提督はユリアンのことを「ユリアン君」と呼んでいますが、後に「ユリアン」と呼び捨てになるのが実は密かな楽しみです~(^-^)
物語ではここまで同盟ヤン艦隊で頑張ってきたグエンさんがアラルコン(アラゴルンにあらず)さんと共に双璧に撃沈されて退場となり・・こうして少しずつ人が減っていきます・・。
ところ変わってフェザーン自治領。世界観モデルがドバイらしいのですが、シドニーとかラスベガス感もある感じがします(個人の感想です)ここでは自治領主のルビンスキーの書斎描写が良かったです。それだけ(え?)
ついでながら【策謀】1章のパンフレットにあった美術さんのお話では、ハイネセンでのヤンの官舎はご自身がアメリカに住んでた時のご自宅がモデルだそうです。私、だいぶ以前ですがノイエ銀英伝インテリア特集記事をアップしたときにヤンの家が親戚の住んでいた米軍ベースキャンプの家の雰囲気があるみたいなこと書いたような気がするんですけど(違ったらすみません)ああ、なるほどやっぱり〜って思いました(^-^)お国柄が出ますよね。
それでは、帝国&同盟それぞれのプチツッコミ感想です。
【帝国編】
①孤独な幼帝はある意味でラインハルトよりも気の毒な子供だと思う。いろいろやらかしたのは先祖なのにね(泣)
②HEBO詩人の『やはり帝国ビールは美味い!』への茶々入れはぜひフェザーンの方にしていただきたかった(シューマッハ氏が優しく独白でおしまい)
③シューマッハ氏は優秀な苦労人なだけに・・ラストは報われて欲しかったな~(遠い目)
④モルト中将のお顔はもう少し美形にできなかった~?北斗◯拳じゃあるまいし(悲)
⑤キスリングももう少し美男子が良いんですけど(その代わり?リュッケはかっこいい)
⑥ラインハルトは精神的にだいぶヒルダに甘えすぎ(笑)
⑦ていうか、ラインハルトの精神構造はたぶん10歳で止まっている部分がすごくあると思う(姉上の件で逆上の目つき)
⑧判っているけど、ケスラーも察しがいい苦労人。
⑨オーベルシュタインのやんわりと話の方向性を整える(同盟は共犯です)巧みさ。
⑩とはいえ召集されたメンバーのうち半分くらいは真犯人が上司だと感づいている件(身も蓋もない)将来の歴史の教科書は暗黙の了解になるのだろうか・・・?
⑪元帥府のデスク(調度品)よりも故宰相リヒテンラーデ公のデスクのほうがずっと豪華な気がする(個人の感想です)
↑ローエングラム元帥(帝国宰相)の執務室です。
↑軍務尚書エーレンベルク元帥の執務室です。
↑リヒテンラーデ侯(公)の執務室です。
【同盟編】
①ヤンがかっこよすぎる件(賛否両論)
②ユリアン、大きくなっていたんだね(うるっ)でも大事な話は相手が健康な時にしましょうって実は策士?
③イゼルローン要塞はもともと帝国造りなので、椅子とか好み~レストランが豪華列車みたい(*^▽^*)♪
④でも黄昏の水門?の周辺は何だか日本の風景な感じも・・(笑)
⑤メルカッツ提督~また逢う日まで壮健なれ!(そういえば提督は幼帝に会えたのかしら?シューマッハとも接触ありそう?)
⑥ハイネセンの民衆の描写がややガンダムっぽくないですか?
⑦そして市井の人のほうが真実を捉えていたり。
⑧デザートが白身魚のスープ???
⑨大塚さんボイスのムライは凄く親近感up!
⑩イワン&ボリスの親を見てみたい( ̄▽ ̄)
⑪あれれ?どうしよう・・・同盟ストーリーはさくっとしすぎていて(特に第2章)記憶が残ってないよぅ~(焦)
↑かっこよすぎる描写のヤン
↑初登場時より明らかに成長したユリアン
↑本物の夕日ではないけれど・・きれいですね
~おまけ~
【策謀】第1章&第2章
素朴な?ツッコミ&
タラれば編
①『要塞をして要塞』大作戦!において、ワープ技術が成功してるのなら要塞を1つとは言わずにタイムラグで2つワープさせて、アタッ~ク!専用と指示出し&艦隊駐留基地で使い分ければ良かったのではないでしょうか・・・ボソっ( ̄▽ ̄)
②言っても詮無きことですが、もしルビンスキーがボルテックではなくルパートをオーディンに派遣していたら・・ケッセルリンクVS帝国宰相ラインハルトのドリーム対決が見られましたね&ちょっと見たかった(笑)才能を評価されたルパートは新帝国で長生きできたかなぁ(野心的すぎ!ということで粛清になったかもですが)おそらくはオーベルシュタインの配下になって、悪友フェルナーと親交を温めつつ?諜報活動に勤しみ、ゆくゆくはムスカ大佐(違)になれたかもしれません( ̄▽ ̄)
今月末には【策謀】第3章を視聴予定です。勇者ユリアンの冒険が楽しみです(^_-)-☆