皆さま、ごきげんよう。レディリュシータです(^^)♪
前回記事から日数が経過しておりますが、比較的に元気に仕事もプライベートも楽しんでおります。これでブログもちょいちょい書ける体力があれば申し分ないのですが、贅沢な悩み?というところ(^▽^;)かな~と。多少頻度に波もある?時折更新になりますが、これからも細々とどうぞよろしくお願いいたします。
それでは本日は今春劇場公開された「銀河英雄伝説」通称ノイエ銀英伝【激突】第2章&第3章まとめての鑑賞感想をお送りいたします~(^^)/
帝国を乗っ取ろうとする悪?公爵
【激突】は、為政者の一言『イゼルローン(要塞)を攻略せよ』に端を発した大掛かりな軍事作戦&行動が展開されていく描写がメインとなります(周りは否応なく巻き込まれるわけですね)
【第2章】
先月公開された第2章では、銀河帝国のケンプ大将のファミリー&自由惑星同盟のキャゼルヌ少将のファミリーが明らかになりました(って知ってましたけどね^^)敵味方の立場は違っても、どちらも温かい家庭を築いていました←だからこそ人を殺傷する戦争なんてホント馬鹿らしいなぁとつくづく思ってしまうのですけれど(^▽^;)
キャゼルヌが2人の娘たちに帝国軍をどう説明しているかは判明しませんが(←どちらかといえば自国の政治家の大人には見倣わないように、と言ってそう笑)少なくともケンプ家では同盟を「悪者」と呼び、2人の息子に「お父さんは悪者をやっつけに行く」という説明をしていました。よくある感じの普通の会話ですが、よ~く考えるとこれはある意味一つの洗脳教育と言えるのかもしれません。同盟全体が何たるものも知らない子供の内から(親も正確には判っていませんが)対象を「悪」と認識させることは何かをきっかけにすぐに憎しみ易く、同時に復讐心を消す(許す)のが難しくなるんじゃないかな~なんて思いました。
原因の一つには親の世代以前から互いに戦争しているので、それが当たり前の空気の世界で育ったという背景からくるものなのですが、こういうところでも互いの平和が遠のいているんだなぁとも考えさせられました。
重い話はさておき、ケンプの邸宅での寛ぐ姿ですが、ガウンの下がフツーにワイシャツ系?だったので、実はいつでも呼び出しに応じられるようにしてる?オンとオフが意外とされてないような感じもしました(←細かいわ~汗)それにしても、もしケンプがもっとイケメン・・例えばキルヒアイス並みの外見だとしたら、全国から助命の嘆願(←スミマセン、大将「激突」終了時までは生存してます)が殺到する&したに違いないでしょう。とにかく奥さま思いの優しいご主人でした。
私もこのお顔のお父さんだったらきっと・・(笑)
第2章中程では帝国と同盟の争いに乗じて漁夫の利を狙うフェザーンの様子が伺えました。フェザーン自治領主ルビンスキー【表の?】お仕事シーンでさっと登場した白いスーツの秘書っぽいイケメンな男性が、まさか~あのケッセルリンク補佐官だとはすぐは判りませんでした。モブ男性にしては随分きれいに描かれてるな~と思っていたら、だんだん、え?あれ?この人もしかして?という感じで。ノイエ版のケッセルリンクの私の初印象は「執事喫茶にいそうな執事」です。「謎解きはディナーの~」の執事で事件解決してても別に驚かない容貌でした(笑)でもよ~く見るとモヒカン刈りなので、そこは好みでない(←どうでもいい情報)です。
主要フェザーンメンバーはまぁいろいろと裏工作しますが、自治領主が帝国のオーベルシュタインを高評価(手強いと認識)してるのが良かったです。それから領主=ルビンスキーはヤン・ウェンリーの画像をあっさり手に入れていますが(まぁ同盟と取引していますから当たり前と言えば当たり前なのですが)それを帝国に売る、或いは後にラインハルトが奪えば少なくとも帝国の高級軍人は皆ヤン・ウェンリーの外見が判ったんじゃないかな~?(旧版では帝国皆さんがバーミリオン会戦終結まで、ヤンの外見を知らない風だったので)
フェザーン・ストーリーのラストで、情報を集めていた帝国のスパイが事故に見せかけて殺害されてしまいます(ドミニクもなかなかすごい策謀家なのよね)事故発生のニュースTVをつけながら、筋トレするケッセルリンクが描写されますが、私はてっきり犯人が彼なのかと思っていました(違うみたいです)
将来のフェザーン(ここは未来のネタバレなので閲覧注意)において、ケッセルリンクとルビンスキーの関係性が明らかになるのですが、旧版では去っていくケッセルリンクを窓から眺めるルビンスキーが「ルパート(=ケッセルリンク)は俺に似ている。」と独白するシーンがありました。でもね、前から思ってたんですけどね、旧版でも(少なくとも外見)全然似てませんからね(笑)ノイエ版なんてもっとずっと・・・(以下略)
よその国では評価の高いオーベルシュタイン
次は忘れちゃいけない同盟の感想で~す。とにかく!有事の際のフレデリカのかっこよさ、将来の大物の頭角を現していました。いつも黙って忍ぶのが(女性の)美徳じゃない、言うべき時にははっきり毅然と言う(立ち向かう)姿が美しかったです。
悪名高き?「査問会」に立ち向かうヤンですが、副官のことを問われたときは普段以上に怒っていたと思うのです。ほら、やっぱり、根底にはねぇ(微笑)というのもあるのかもしれませんが、自分より弱い立場の人を守ろうとする上司はやはりかっこいいのでした!
年の差は7歳でしたか・・・(^o^)丿
【第3章】
第3章はほぼイゼルローン回廊エリア&2つの要塞での出来事です。最初はハイネセンでの「査問会」決着、最後の方でオーディンがちょっとだけ、の割合でした。「査問会」事件によってヤンとフレデリカの信頼の絆が強まったのは言うまでもありません(笑)ただ、ちょっと悲しいと思ったのはハイネセンのレストランのメンバーのことです。ヤン・ビュコック・レベロ・フレデリカ・マシュンゴ・・私ったらつい数年後の彼らの生存率(原因が病気でも老衰でもない)を考えてしまいました(涙)
ところで第3章は、何気なく実家の高齢の父(←はい、私が旧版世界に引き入れ当然ノイエ版も笑)を誘ってみたところ、行きたいということだったので、一緒に鑑賞しました。子供特権?で映画料金おごってもらいました~やった~!
父は銀英伝をまだらに知っております。鑑賞後『次は要塞と要塞が○〇○〇してヤンが〇んで、親戚の子(おそらくユリアン)が後を継ぐんだろ~』と言い放ちましたが、それはもうちょっと先かな~(^▽^;)と説明をいたしました。父の感想では『もっとハラハラ感が欲しかった、いまいち盛り上がりに欠ける』ということで、うん、これはなかなか手厳しい(by自治領主)ぞ~(笑)と思っていたところ『次は秋に映画やるんだろ、また行く』とサラっと宣言をいただきました。やった~次回から映画代が無料だ!(←図々しい)ま、良いか( ̄▽ ̄)
ノイエ銀英伝名物?のかるた。
もしかして運営さんは大掛かりな大会でも
催すおつもりでしょうか・・?
さて、キャラクター話になりますが、「要塞対要塞」において、大半の皆さまがかっこよかった~と思われる方々はおそらく―。
ヤンの影武者メルカッツ提督&嬉し涙のシュナイダー副官
皆のまとめ役(実質№2)キャゼルヌ司令官代理
とにかく強いシェーンコップ要塞防御指揮官兼RR隊長
有能な野心家ミュラー副司令官
あたりでしょうか(他にも多数いらっしゃると思いますが)
私は彼らにプラス何でもお見通しのムライ参謀長でした。
それでは簡単に私的に掘り下げ&ご紹介いたします~(^o^)丿
メルカッツ提督&シュナイダーは賢いですよね~。シュナイダーさすが知識深い。士官学校の成績とかかなり良かったのではないでしょうか。メルカッツ提督はホント容赦ない(^▽^;)えぐり方が半端ないです。やはり経験値はものを言いますね(ヤン&メルカッツ-VS-ラインハルト&双璧でもヤンたちが強いかなぁと思ったり)ヒューベリオンの客員提督とマナナン・マクリルのフィッシャーとの通信が第3章では一番の見どころでした。
キャゼルヌ司令官代理!見せ場でしたね。多分4週間あまりほぼ不眠だったと思われます。キャゼルヌが司令官代理なのは、ヤンの慧眼によるものと私は思っています。普段後方支援事務方の人ですが、事務をなめたらいかんぜよ(笑)でも割と本気。
司令官が脳、動力となる心臓が状況に応じて入れ替わる、艦隊・空戦隊・陸戦隊その他の長なら、事務方は全部の血管です。絶対的な頭が不在の場合、最もバランスの良い調整・維持に向いているのは誰よりもキャゼルヌなのです(しかも平常時には、キャゼルヌがくしゃみをするとイゼルローンが風邪をひくと言われる影響力があります)特に要塞には民間人が多数いるので、専ら軍事系の参謀のムライや要塞防御指揮官のシェーンコップが司令官代理よりも、キャゼルヌの方がより全体を見渡すことができます。さらに能力もそうですが、何よりもキャゼルヌの他者の意見をちゃんと傾聴する姿勢がヤンの決め手だったと思われます。やはりバランスって大事だよね~。
1点だけノイエ版の不満は、キャゼルヌが割と大っぴらに家族の便宜をユリアンに依頼していたところでしょうか。キャゼルヌは普段公私混同をしないタイプなので、ここは少し控えめな描写でお願いして欲しかったです(報告するユリアンも皆の前で堂々とだったので)
イケメンさんのシェーンコップは容姿もそうですが、何より三木さんボイスが良いんですよね~。軽いようでいてしっかり玄人職人さん的な感じでした。あのパワードスーツ?(←あまり詳しくない)姿は一瞬アップルシードのブリアレオスを思いだしました。あとね、全然関係ないんですけどTwitterでローゼンリッターを「RR」と略されると、どうしても先にレッド・リボンって読めちゃうんですよね(^▽^;)
ナイトハルト・ミュラーは、旧版では当時一番好きだった声優の水島裕さんが演じていたのもあって、最初からかなり好き好きキャラです(あはは~)名前もかっこいいし♥(←ロマサガのクリスタルシティ黒王子と同名)ノイエ版は最上位ではありませんが、それでも好感度はとても高く、時々ミュラーの進言をケンプが重用したらね~なんて思ってしまうことも(最終的に思い直しますけどね)第3章ではミュラーの人となりがよく深堀りされていて、スタッフ愛をひしひしと感じました。ガイエスブルグ要塞から去るときの、姿を見せない彼の部下への励ましが作中では最もお気に入りのひとつなので、策謀編も待ち遠しいところです。彼がもしケンプとではなく、ミッターマイヤーと組んでイゼルローン攻略するとしたらどういう作戦をしていたか知りたいところです。
私的第3章のMVPは誰であろう、参謀長ムライでした。彼は様々な事象に対して幾つかの理由(原因・分析)を挙げるのですが、必ずそのうちの一つが正解なんです。すごいわ~!参謀オーベルシュタインに引けを取らない(むしろ戦場ではムライのほうが先んじているかも)と思いました。宰相的なオーベルシュタインの諜報系は苦手?かもしれませんが(軍師立場のヤンがいなければすると思われますが)軍事における観察・洞察・識別の力は並外れていますね。ホントこの人がいてくれてよかったな~人です。ということで、やっぱりヤンは幕僚選びも慧眼の持ち主ですね(能力ある人材を求め大事にするところはラインハルトと同じ)安定の大塚さんボイスも良きかな~♪です。
以上、レディリュシータによるノイエ版銀河英雄伝説【激突】のキャラクター話でした。掘り下げしませんが、ヤン・ヒューリック(←分かる方だけの作品)もビュコックご夫妻も、ルイ&レベロも良かったです。おまけですが、キャラとしてはあまり好かれていないか(^▽^;)と思うのですが、同盟軍の少将「アラルコン」はルとコを反対にして〃をつければ「アラゴルン(指輪物語)」になれるのにな~もったいない(←意味不明)とよく思っていました。彼の出番はあと少しなので(←コラ)一応書いておきます。
最後になりますが、映画紹介動画ラストのキャスト名にだけに登場していたあの御方、グリューネワルト伯爵夫人は第4期にはおそらく登場してくれるものと期待していま~す!
フロイデン山荘編、ぜひよろしくお願いいたします(ペコリ)