※予定しておりました「ノイエ版・銀英伝」のとある?レビュー記事は次回に掲載いたします。ご了承くださいませm(__)m

 

 

長年とても印象的に耳に残る声を演じてくださった、声優の富田耕生さんが残念ながらお亡くなりになったと報じられました。お悔やみ申し上げます。私としては、2015年に亡くなられた白川澄子さん以来のショッキングな出来事でした。好きな声が聞けても、もうその方はこの世界に存在しないのだ、と思うとしんみりします。

 

 

富田耕生氏の声は本当に個性的で味わい深いものでした。数々の演じられた(命を吹き込んだ)キャラクターの中で、私が特段に好きなキャラクターをご紹介したいと思います。とはいえ、少々マニアック(?)なので、有名どころも少しだけご紹介します。

 

 

まず思い浮かぶのはこの人(^^)↑

 

 

先代の(石黒版)銀河英雄伝説のビュコック提督です。ちょうどノイエ版銀英伝を見ていますが、結構似せているのね~と改めて思いました。ヤンの良き上官で理解者ですね、と言いながら上のシーンはヤンのことを思い出そうとして名前を失念している場面ですが(笑)

 

 

↑このゲームブック~大好きでした(^_-)-☆

 

 

宮崎アニメ「名探偵ホームズ」のワトソン役も、私には忘れ難いキャラクターです。この作品大好きでした。魅力的なワトソンで

温かい優しい人柄(犬柄?)が出ていました。まぁ見た目はホームズのほうがカッコイイのですけど(笑)素敵なコンビでした。

 

 

 

 

 

はい、カエルです。しゃべるカエル役もされていました(アニメ化しているカエルですが)明石家さんま氏とお喋りする「わしゃガエル」というキャラクター声を演じておられました。結構地味に好き♪でした。一人ツッコミ&一人ボケもしていましたね~(懐かしい)

 

 

その他にも富田氏は初代のドラえもんの声も担当だったそうで、私は知らなかったのですが、知るぞ人知るCVさんでいらしたのでした。数多く演じてくださってありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

さて、ここから私が富田耕生氏のお声で最も好きなキャラクターがいる大好きな作品についての熱い語りをさせていただきます。

ずっとずっと昔に放映されていたNHKの海外ドラマです。

 

 

タイトル名は「ヤングライダーズ」

富田耕生氏は「ティースプーン・ハンター」という役の声を吹替されました(上の写真中央の人)

 

 

時は1860年代初頭のアメリカ、ネブラスカ準州スイートウォーターという小さな町の外れにあるポニーエクスプレス(速達郵便)中継所に集まった孤児のライダーたちの青春劇です。ティースプーンはその彼らを取りまとめる「おやっさん」として父親代わりのサポートを行ないます(ストーリー中盤から保安官になります)

 

反抗期旺盛?の彼らを上手にまとめていくその手腕はなかなかのものでした(笑)それにしてもこの孤児の主人公たちは皆、職業は馬の乗り手なのに、プロのガンマン(若きワイルド・ビルは別としても)並みの命中率を誇ります( ̄▽ ̄)

 

 

ちなみにポニーエクスプレスは実在した郵便の速達会社で、ミズーリ州セント・ジョゼフからカリフォルニア州サクラメントまで馬を使って(各中継所を設ける)配達を行なうサービスをしていました(電信技術の向上と共に廃れることに)ちなみのちなみにアメリカ東部ではちょうど若草物語の時代です。

 

 

ポニーエクスプレスには、後の伝説ガンマンである、ワイルド・ビル・ヒコック(騎手ではなかったらしい)であるジェームス・バトラー・ヒコック、またバッファロー・ビルとして名を馳せることになるウィリアム・F・コーディなどがいました。作品の「ヤングライダーズ」には若き彼らも登場します。

 

 

 

↓ポニーエクスプレスについて詳しくはこちらから

 

 

 

更なる余談ですが、TDL(東京ディズニーランド)のウェスタンランド・ビックサンダーマウンテンの待合通路の壁には、ポニーエクスプレスのことが描かれているポスターが貼ってあったりします(嬉々!)

 

 

さて、話を元に戻して。ティースプーン・ハンターは実に面白く賢いおじさま役です(結婚を6回くらいしてたかな)富田さんの声がそれに深みを与え、とても包容力のある魅力的な人物として輝いていました。

 

 

その富田耕生氏CVの「おやっさん」を慕う若者の声優さんは↓です(^_-)-☆

 

ジミー(鈴置洋孝さん)→後のワイルドビル

ルー(深見梨加さん)→男装の女の子、後のキッドの嫁

ビリー(江原正士さん)→後のバッファロービル

バック(中尾隆聖さん)→カイオワ先住民とのハーフ

アイク(話せないので声役はなし)

キッド(宮本充さん)→物語の主人公で、ファミリーネーム不明

 

ストーリー後半から

ノア(松本保典さん)→カッコいい黒人

ジェシー(保志総一朗さん)→後の伝説的な強盗

 

 

ティースプーンと一緒に若者を見守ってくれる大人たち

エマ(一条みゆ希さん)→中継所初代皆の母親的存在

サム(堀勝之祐さん)→カッコいい保安官、後のエマの夫

レイチェル(駒塚由衣さん)→2代目皆の母親(姉)的存在

 

★登場人物の中では特にバックとサム保安官に若きリュシータは惚れておりました❤(補足情報)

 

 

なかなか豪華な声優メンバーではないかな~と思っています。

日本語版のDVDは発売されなかったと記憶していますが、今はYouTubeに挙がっているらしいですね。私はVHSで録画をしていました( ̄▽ ̄)

 

 

「ヤングライダーズ」懐かしのOP↓

 

 

 

富田耕生さん、私に楽しい青春のひとときをくださって、ありがとうございました(^-^)おかげで私は、いつかポニーエクスプレスの道のりを馬で辿りたい(特にフォートララミー辺り)という将来の夢ができました。感謝です~♪