ごきげんよう皆さん、リュシータです。
12月15日(日)は大河ドラマ「いだてん」の最終回ということで、昨日まで視聴する気満々でした。が。
先々月から3回に分けて上映されていた、劇場版「銀河英雄伝説 Die Neue These〜星乱〜」の第3章をまだ鑑賞していないことに、はた!と気づきまして、最寄りの映画館を調べましたところ、もうすぐ終了じゃん(T_T)ということが判明。それで慌てて観に行かなくては!となったのですが、平日は昼間に上映してるのに(仕事だけど)土日は夜なんですよー(大泣)
究極の選択(←言い過ぎ)として「ノイエ版銀英伝」を取ることにしました。「いだてん」は土曜日に再放送がありますがノイエ〜は今日を逃すとお仕事で見られないので。
え?ビデオ(古っ)に撮っとけ?ですか?
残念ながら我が家は日頃ほぼテレビを見ないのと、旧式なので、録画機能がついてないのです(わははは~)普段はこれで困ったことはないのですけど(^-^)珍しいアクシデントです。
というわけで、「いだてん」は一週近く遅れて視聴します(^^)そして年内には総評レビュー書くつもりです、お楽しみに?!
・・・と、ここまでを15日に書きました。そして21日、無事に「いだてん~東京オリムピック噺」を無事に最後まで見終えることができました(よかったよ~感動♪)前置きが長くなりましたが、まずは劇場版「銀河英雄伝説 die neue these〜星乱〜」1・2・3章の簡易レビューからです。
まぁ・・メカとかロボ(ちょっと違?)とか、衛星系とか、艦隊バトルシーンはCGの威力がすごかったです、へぇ~さすが現代ですね~、はい、あっさり感想です。バトルシーンあまり興味ないので。
そして、だいだいみんなが美男美女(笑)
従って、残念なことにラインハルトの美形レベルが相対的に下がってしまいました。合わせてカリスマ性もトーンダウンしてしまっていました。地方貴族の坊ちゃんみたい(←ひどい)
ラインハルトの覇気あるオーラ+何者も寄せ付けない白磁の彫刻像の様な肌&蒼氷色の瞳を持つ、宇宙に2人と存在しない天才、という設定が埋没しまって、ちょっと惜しいー。
カッコいいヤン・ウェンリーは嫌いじゃないのですけど、不器用さ加減はきちんと出していただきたいです。
例えば、父親のグリーンヒル大将自決(本当は殺害された)の報を聞いたフレデリカに対して、かっこよく背中で応えるのではなく、KYで「気を落とさないように・・」など声をかけるなど、戦闘に対しては完全無欠でも、とっさの空気感をいまいち読みきれないヤンの人間らしさ=つまりは魅力を描写して欲しかったですね。
逆にかっこよくて良いな~と思ったのが、イゼルローンの留守を預かるキャゼルヌでした。メルカッツ提督一行が亡命目的で要塞に来て一度は武器を預かろうとする際、若いシュナイダーのやや無礼とも思える言い方に怒ることもなく、逆に無礼をお許しください、と礼節を持って応対しているところが、素敵でした(^-^)ムーア提督辺りなら、殺人事件に発展していたことでしょう。
私の一番のお気に入り、グリューネワルト伯爵夫人の出番は結構あっさり、どうもノイエは少なくて(泣)ほぼ第一期しかメイン登場しないのにぃ~OP以外美しいドレス姿(喪服くらい?)が見られませんでした・・寂しいわ~。キルヒアイスのアンネローゼの対する片思いの度合いが、ノイエ版ではいまいち弱くて、さらば遠き日だけ見るとむしろアンネローゼのほうがキルヒアイスが好き?な感じも受けて、個人的にはうーんという思いです。
ノイエ全体に言えることですが画像はきれいなのですけど(細かく見ればときどきそうでもなかったり?しますが)会話の心の機微の描写が、レベル低いです(ズバリ指摘)
私には過去があるだけ・・・というのがいまいち伝わってこないんですよね。あなたはまだ疲れてはいけません・・・は確実に旧作のほうが、伝わるものがありました。坂本真綾さんの声は好きですが、藩恵子さんのアンネローゼはもっと好き❤
ついでに皆さん、セリフにもっと休止入れたほうが良いです。いくら展開が速いとはいえ、もったいない(←えらそう)
ちなみに髪の長さだけは私も同じくらいです~(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
さて、美しいアンネローゼはもちろん好きですが、第一期でもう一人最も美しいと思うのはジェシカです。
私、旧作銀英伝を初めて深夜アニメで見たとき、ちょうどスタジアムの虐殺の回だったせいもあって、個人的にジェシカに対する思い入れが強いです。原作でジェシカの美しさについては、半分の男性が振り向く、という描写でした(アンネローゼは絶世の美女)のでフレデリカより美人さんなのが私の勝手設定です。
信念のためにしかも武器を使わずに行動するのは、なかなかできることではないです、言行姿全てにおいて彼女は美しかったです。ラストシーンでヤンがジェシカとジャン・ロベールの墓(といってもジャンのは空ですが)行ってくれたのはよかったです~、ホントはヤンの心に浮かぶ二人の映像を空に映してほしかったけど、風の声で二人からのエールを描写したかったのかもしれませんね。それにしても少なくともジェシカの墓のほうは他の人も行ってるような気もしますけどね~(細かい)
マニアックな話ですが、旧作では帝国がハイネセンに進駐するとき、どこかの建物(スタジアムかな?)の前にジェシカの等身大の像が設置されているのが判ります。地味にうれしかったり。
↑映画のおまけをもらいました(^-^)最後の最後で主役級(笑)
ラスボス(ド・ヴィリエ)も入ってました。若返ってた(笑)
↑これも地味にうれしかったり。エリザベート(母親のアマーリエと名前を勘違いしていたのは秘密)とサビーネはどうなったのかな・・エリザベートとアマーリエはノイエ版ではアンスバッハの手で安らかに??なったような描写がありますが・・・?
旧作を並べるとノイエの皆さん若返っていますね~考えたら10代~20代(あ、一人だけ30代)の人たちのお話ですものね~。
個人的には20代のフレデリカがどんなふうに8月の新政府の代表の顔になるのか、関心があります(そこまで作ってくれるか
な?)
最後に「星乱」の中で、私が最も関心を持ったのが・・。
シュワルツェンの館でした~~!
(ほぼストーリーと関係ない)
ジーク&ラインハルトが寵姫を退いたアンネローゼのために選んだ、温室付きの、決して小さくはない?手ごろなお家のシーンが一番良かったです(こらこら)素敵な廊下が印象的でした(1回しか見てないけど)この館の見取り図欲しいわ~~(わりと本気です)
そして、最後に出てきたおそらくフロイデンの山荘、まさに秘境ですね(笑)崖崩れが若干心配です。フロイライン・マリーンドルフが近い将来ここを訪れるの楽しみです~(^-^)
ピグのお家も終わっちゃいましたが、帝国の3人の懐かしい日々も終わっちゃいましたね・・・(悲)始まりがあれば終わりもあるということで。