お待たせしましたー!(待ってないのは承知!)
やっとノイエ版「銀河英雄伝説」アンネローゼ・フォン・グリューネワルト伯爵夫人についての偏った記事を全公開です。
 
実は旧版の書きかけ記事が2つも残っているのですが、ま、それはおいおい〜いつの日か、陽の目を見るかもしれな・・?というところです。
 
 
グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼは、私が10代の頃の大のお気に入りキャラクターなのでした。
 
主人公の弟と違って聡明ながら、万事控え目な性格、家事はプロ級、慎み深い絶世の美女(傾国の美女とも)なのです。まぁ伏魔殿の王宮で、一体どういう風に渡り歩いてきたのかは多少謎な部分もありますけれど(笑)
 
 
今回は主に4月に放映されたノイエ版第3話を主体に、旧版と比較しつつ感想を述べてまいります。よろしくね!(笑)
 
 
第3話(旧版では第4話に該当)は、グリューネワルト伯爵夫人(以下アンネローゼ)の弟のラインハルト・フォン・ローエングラムが、帝都オーディンの王宮である新憂無宮(ノイエ・サンスーシ)の黒真珠の間で開かれた元帥杖授与の式典に出席するシーンから始まります。
 
 
 
 
20歳で帝国元帥という超スーパーミラクルハイスピード〜昇進ですが、ラインハルトにとってはただの通過点に過ぎません。打倒帝国をその胸の内に秘めています(結構知ってる人多いけどね)
戦場で武勲を挙げるとそのご褒美に、今は後宮の女性となっている姉のアンネローゼに面会できるというわけです。
 
 
そうして式典の翌日、ラインハルトとその腹心ジークフリート・キルヒアイスは、同じ新憂無宮の西苑にあるアンネローゼの館を訪ねます。
 
 
 
 
 
アンネローゼの館は小説によると、リンデンバウムの繁る池の畔にあり、女主人に相応しい清楚な建築様式、となっています。
こちらは↓旧版の景色です。
 
 
 
 
ノイエ版は綺麗ですけどなんとなーく無機質な感じですね。
 
 
ちなみに小説にですと、派手に装飾された宮廷用の地上車(ランド・カー)で10分も走る必要があり、キルヒアイスは歩いたほうが気楽なのに、皇帝陛下のご厚意により宮内省から差し向けられた地上車とあっては仕方ないという設定があります。
 
この辺り旧版の方はしっかり継承していました。
 
 
 
 
アンネローゼのすんなりとした優美な姿をポーチに見いだすと、ラインハルトはまだ完全には停まっていない地上車から飛び降り、小走りに駆け寄った、という設定も旧版はしていましたが、ノイエ版は割愛、というか普通に黒塗りの車から降りてくるだけだったので、少々不満でした。
 
もう少しラインハルトに大人になっても姉上スキスキーラブ光線を発揮して欲しかったよ(笑)
 
 
さて、館のポーチにていよいよアンネローゼが登場しましたー!(新版が始まる何年も前から楽しみだったのですよ〜!)
 
 
 
 
と、ご尊顔を拝しました、ご対面です。が。本格的なお顔はもう少し後でご紹介(冒頭にありますが何か)です。
 
 
初感想は正直なところ・・何というか無機質系?!な顔立ちかな〜(^^;)と。彼女を見てふと私は昔のアニメのあるキャラクターを思い出しました。
 
 
それは昔、叔母から借りたDVDの映画版「アップルシード」という作品で、これもなかなか面白い設定なのですが、さくっと割愛します。
 
その主人公デュナンの母親、ギリアム博士に雰囲気似てるわーって思ったのは世界広しと言えども私だけ〜という自信が満(笑)
 
 
 
 
 
 
アンネローゼもギリアム博士もどちらかと言えば薄幸で、主人公の心の支えでラスボス的な位置にいるという意味では2人は共通しているのかも。
 
 
 
 
 
↑こちらは旧版の姉弟です。
 
 
 
さて第3話は無事に面会がかなった3人が至福のティータイムを過ごします。
 
 
 
 
小説による描写ですとー。
手頃な広さの居間には和やかな雰囲気が満ちた。時の精霊がこの空間だけを10年前に戻したような錯覚を、若者たちは等しく抱いた。コーヒーカップの触れ合う音、清潔なテーブルクロス、ケルシーのケーキに混ぜられた微量のバニラエッセンスの香り…、慎ましい幸福の一つのかたちがそこにあったー。
コーヒーが淹れられ、クリームが落とされた。手作りのケーキに、裏を考える必要のない会話。心が温かい波に浸されてゆくかのような時が過ぎてゆくー。
という実に貴重で幸せな時であることがわかります。
 
 
 
↓こちらは旧版のティータイム。
 
 
 
 
池に面したテラス席好きなのですよねー、将来設計の家にはこういうテラス席を設けたいものです(^^)
 
 
 
そして!
いよいよ登場!
アンネローゼさま!(CVは梅原さんで)
 
 
 
 
美女の鉄板、豪華な金髪にサファイアの瞳、白磁のお肌です。ちなみに25歳です(15歳のときに後宮の女性に)お美しいのですが、少しデジタル化してる気がするのですよねー。豪奢な睫毛のせいかもですが。
 
 
 
 
↑こちらは旧版アナログのアンネローゼさま(CVは広中さんで)何だか凄いドレスですが、アンネローゼさまだから良いのです(何)
作画で結構顔が変わってたのを思い出します。
 
 
 
↓回想に出てくる隣家のジークと初対面時のアンネローゼさま。ちなみにジークはこの日以降、自身の心の神殿には唯一人、この女性しか住まわせませんでした・・最期まで(ToT)
 
 
 
 
↑シンプルですがピンクがよく似合ってますねー。
↓こちらはノイエ版の回想アンネローゼ。
 
 
 
 
白フリルブラウス、悪くはないのですが、やはり無機質な感じがします(印象に残らない)
 
 
 
同じフリルブラウスでも、私はこちらのほうが好きです↓
 
 
 
 
レディリン!のセーラさん、ゲスト出演ありがとう〜(^^)彼女の衣装大好き!
超お気に入りな漫画アニメで昔々アニメ化2本してました。YouTubeでなぜかアラビア語?で視聴できます。
 
 
 
ええーと・・話を戻しまして(ホントに脱線多いわー汗)ノイエ版にアンネローゼさまのスカート丈事件!が発生したのは皆さまのご記憶に新しいところです。
 
 
それまで深窓の令嬢的な存在で、少女時代以外はドレス姿しかなかった(あってもマキシ丈)アンネローゼさまが、何と短いスカートをご着用でした。これは最初びっくりしました。
受け入れるのに抵抗もあったのですが、これはこれでこれも?有りかなー(^^)と最近思うようになりました。弟たちの前ではなるべく普通の格好をしたかったのかも。言葉遣いも旧版よりずっとくだけていましたしね。
 
 
 
 
長年、私の中での気品のあるプリンセス系は耳を見せないというマイルール?!があったのですが、ノイエ版を見てから少しずつ変わってきたの感じます。
 
 
自由そうなノイエ版のアンネローゼさまも皇帝陛下の御前では、きちんとドレス着用です。ヘアスタイルもたくさんの侍女の手がかかっていると思われます。
 
 
 
 
最後にひとつ言いたい。
アンネローゼ&ラインハルト家族が越してきたお家は断然、
旧版の方でしょ。(キッパリ)
 
 
ノイエのあんな家(失礼)豪華すぎるでしょ。
貴族とは名ばかりの貧乏一家があーんなお家(失礼)だったら、住民の宅地面積が広すぎて学校なんて歩いて行けないわよ(笑)
 
 
なのでノイエ版の家は・・興味があったら作品を見てね!(宣伝しています)↓で、旧版のお家です。
ピアノが標準装備ですが、未来なのでそれくらいは許しますよ、ええ(何目線?)
 
 
 
 
そしておまけのおまけ?にノイエの第3話の場面にて。
アンネローゼが弟に取りに行かせた地下の美味しいワイン(桃色葡萄酒)は、友人のシャフハウゼン子爵夫人からの贈り物です(子爵夫人好きなマニアでした〜)
 
 
いろいろ?くどくど?たんたん?かくかくしかじか難癖批評いたしましたが、来年の銀英伝ノイエ版の続きを楽しみにしております。では~(^o^)丿
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