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寿福寺は、練馬区春日町にあるお寺です。
以前に紹介した春日神社の隣にあります。
真言宗豊山派のお寺で、山号は大林山、院号は最勝院です。
本尊は薬師如来で、本山は長谷寺。
開山年は不詳だが、新編武蔵風土記稿によれば、1649年以前に開創され、万治三年没の権大僧都法印秀信が開基。
同じく練馬区春日町にある愛染院の隠居寺であったと思われます。
そう言えば、愛染院って、現在の春日小学校付近にあったんですよね。
そう考えると、この二つのお寺は、すぐ側にあったことになりますね。
本堂は、1893年4月5日の夜に焼失。
ですが、本尊の薬師如来像は、幸い焼失を免れたそうです。
1910年、本堂と堂内の殆どを再建したが、まだ不十分な状態だった。
そのため、本尊薬師如来の御影を厨子に入れて背負い、近郷近在に喜捨を願って巡行したので、人々は『巡行薬師』と呼んで親しみ敬った。
現在の本堂は、1929年に改築されたもの。
ちなみに寿福寺は、幼稚園も経営しています。
では、写真に移ります。
1枚目は、寺標です。
昼間行った時に撮り忘れて、夜に前の道を通りかかった時に撮ったという…(笑)
2枚目は、見ての通り山門です。
3枚目は、本堂です。
質素な雰囲気がとてもいい感じ。
本堂の前の松もアジがありますね
4枚目は、本堂についていた半鐘。
5枚目は、御土砂塚。
空海の像も立派ですね。
緑も美しく手入れが行き届いている感じがします。
6枚目は、水子、子育地蔵菩薩のお堂。
7枚目は、宮前地蔵尊のお堂。
8、9枚目は三峯神社の祠です。
お隣の春日神社にもありましたね。
10枚目は、十羅刹女の祠。
これが春日神社から遷ってきた祠ですよね。
十羅刹女ってなんぞや?
という訳で調べてみたら、仏教の天部における10人の女性の鬼神らしいです。
う〜ん…分かったような分からないような笑
11枚目は、閻魔堂です。
12枚目は、庚申塔と敷石供養塔。
庚申塔は1675年製で、敷石供養塔は1916年製。
庚申塔は古いのに状態がとてもいいと思います。
この庚申塔は、青面金剛像の刻まれる塔としては、区内最古のものだそうです。
13枚目は、地蔵菩薩像と庚申塔。
地蔵菩薩像の詳細は不明ですが、庚申塔は1707年製です。
14枚目は、北村西望作の『若き日の母』という彫刻。
以上です
次回の写真ブログも寿福寺を紹介するので、お楽しみに。
何時も最後までブログを読んでいただきありがとうございますm(_ _)m
また、更新します
湊介