昨日から会期が始まっております!




セントラルミュージアムの大型レッドビジョンより。






書の鑑賞は難しくありません。

絵画を鑑賞する感覚と同じでご覧下さい。


・墨の潤渇による遠近法に似た表現。

・線の微妙な太細や墨色。

・紙に対しての文字の配置や造形など。


何の文字が書いてあるのか気になり、
まず解読しようとすると、
「わからない」→「つまらない」→「展覧会にはもう行かない」
となります。

よく言われる事ですが、
寂しかったり悲しい内容の漢詩を選んで書いたとします。

その通りにイメージできる表現をして書けば、
詩の意味内容もよくわかっている作品ということになりますが、
作品の良し悪しは別のところにあります。

表現ですから熱気ムンムンで元気に書いても鑑賞者が何かを感じたほうが作品としては上になる訳です。

墨書の文字から何かを感じ取って頂くように書くという制作サイドは大変難しいことですが、
上位の先生方の御作品から発しているオーラといいますかエネルギー、メッセージを是非会場の本物を観て感じ取って頂けたらと思います。

多数のご来場ご高覧をお待ちしております。

皆様よろしくお願い申し上げます🙇‍♂️