家族のキセキ -61ページ目

家族のキセキ

「家族」をテーマに日々の生活を綴っています

「よってかない?」


と言われたのが、出会ってから8カ月たったころだった。

でも、その後も特に進展もなく、過ぎて行った。



そして、またみんなでワイワイ食事してカラオケなんかして遊んだ帰り。



「よってかない?」

前回のお誘いから1か月くらいたってからかな。

また同じシチュエーションで同じセリフ。


「よってってほしいの?」

「うん」


あまりにも素直に認めるのでなんだかおかしくなってしまって、

「・・・・・・、じゃあちょっとだけね。」


この時にどんな話をしたのかは全く覚えていない。

私も元彼もおしゃべりなほうではなく、

たぶんほんの世間話くらいしかしなかったと思う。


ただソファーに隣同士で座って・・・・缶ビール飲みながら・・・・。


そのうち眠くなってしまって寝てしまったように思う。(@ ̄ρ ̄@)zzzz

お酒があまり得意でないうえに、すでに午前1時は回っていた。

騒いで疲れてアルコールが入って・・・・・。



気がつくと、二人でグーグー眠っていた。

時間は4時を回っている。

あ~、帰らなきゃ。


元彼をつついてみるが、起きる気配はない。

こまったなぁ。ま、いっか。かえっちゃお。






次の日、職場の隅で

「何時ころ帰ったの?」

「4時ころ。つついたけど起きなかったから・・・・」

「明日休み?ごはん食べに行こう?」

「いいよ」




元彼の職種は決まった時間に仕事が終わることはなかった。

休日の呼び出しもしょっちゅうあった。

次の日は休日だったが、元彼は午前中は休日出勤だ。

「仕事終わったら、電話する?」

あの頃、私はまだ携帯電話を持っていなかった。

「んー、そだね。」

自宅の電話番号を教えた。口頭で…。

私は実家に居候していた。

元彼もそのことを知っていた。




そして、次の日の午後1時ころ電話がかかってきた。




それから土日や休日に私の仕事が休みだと

一緒に食事に行くようになった。




ある日、食事のあとに元彼の部屋によっておしゃべりをしていた。

いつものようにとぎれとぎれの世間話。

何回目かの会話の途切れで

元彼がジーッっと私を見た。

「なに?」

kissされた。軽く。

「*#%$¥!!え??」



驚いた。

気にはなっていたけど、ご飯食べに行っていたけど、

こういう展開になろうとは・・・・。



「えっと・・・・、はははは。」

笑ってごまかしてしまった。


その日は、それ以後特に変わったこともなく、

帰った。・・・・・・・・。



その日から、なんだか落ち着かなくなった。

特に「付き合おう」とか、「好きだ」とか言われたわけじゃない。

ご飯は食べに行ってたけど、

はて?いったいどういう関係なんだ?



私が鈍感なのか、kissされて初めてそんなことを考えた。



私は、色気というものがあまりなく、よく男友達に

「お前といても噂にはならなさそうだから、楽チンだよなぁ。」

と言われていて、そのように自覚もしていた。

恋愛からも3年ばかり遠ざかっていて、その感覚も忘れかけていた。


思い起こして考えてみても

元彼との関係は友達の延長でしかないような感じだった。

会話も態度も…。kiss以外は・・・・。

その後の関係も特に変化なく・・・。




今度聞いてみよう。

そう思っても、面と向かうとなかなか聞けないものだ。

以外にも照れ屋さんな私。


そして、つついても起きない元彼の部屋にメモを残してきた。


■□■□■□■□■□

寝ているようなので帰ります。


ところで、私たちの関係って・・・・。

付き合ってるの?

■□■□■□■□■□



次の日、会社で

「変なメモが置いてあったけど?」

「あ~。」

「そうだよ。」


「あ、そうなんだ」







kissされてから2週間後に

付き合っていることが判明した。