この間、友達と偶然ロッカー室の前であった。
「お茶でも行くぅ?」
この友達、Eちゃんとは20代の頃からのつきあいで
休みがあえば飲みに行ったり、ご飯に行ったりしている。
そして、仕事の愚痴なんかをよくしゃべりあっている。
この日も、ここであったのは何かの縁とばかりに
お茶に出向いた。
でも、ここは田舎町。
そんなにすてきなカフェがあるわけではない。
「どこにするぅ?」
いつもこの台詞から始まる。
「そういえば、○○通りのところにビストロ何とかっていうお店ができたらしいよぉ。行ってみる?」
ってことで、そこに決定。
でも、地方紙に載っているのをみただけで、
はっきりした場所がわからない。
ま、とりあえず行ってみよう。
いつもこれ。
とりあえず行ってみるけど、必ず迷子になる。
迷子になった。
○○通りを行ったり来たり・・・・。
結局見つからず、あきらめる。
結局、いつも行っている安くて何時間いても200円くらいで飲み物おかわりOKのお店に行った。
そこでご飯食べて、飲み物のみながら何時間もおしゃべりをする。
何度目かのお茶をもらいに席を立つと、
向こう側からなにやら見慣れた人が歩いてくる。
「おう。」
元彼だった。
「なんでいるの?」
とても驚いた。
予期せぬことに。
この日は、元彼の仕事は遅くなるだろうと思っていた。
今は、20時半くらいの時間。
こんなに早く退社していることにも驚いた。
「一人?あっちくれば?」
私たちの席の方を指さしてそう言った。
「なんで?」
「あ、誰かと一緒?」
「一人だよ」
「ふ~ん。」
元彼は、自分のとるものをとると
自分の席に戻っていった。
私は、自分の飲み物を選んでいるうちに元彼の姿を見失った。
って、いうか、陰に隠れてしまって元彼の席がどこだかわからなかった。
そんなやりとりをして席に戻った。
Eちゃんは、部署が違うので元彼のことは知らない。
10年前の私とのことも知らない。
「あっちに●●がいた。」
そして、またEちゃんとおしゃべりが始まった。
でも、何となく目で元彼を探している。
狭い田舎町だけど、
いくつもあるファミレスで
偶然にも同じ時間、同じお店で何故あったんだ。
今まで、誰にもあったことがないのに。
考えてみると
元彼の間にはよく偶然がある。
予期しないところでばったりあうことが何回かある。
そういえば、去年の11月に
元彼のいる町に出張に行ったときにも、
偶然にも元彼を見かけた。バスの中から・・・。
今日の朝も、ブースにこもって仕事しているはずなのに
私が帰ろうと廊下を歩いていると
そのブースから出てきた。
二言三言話をした。
これは、私が元彼のことを考えているから
そうなってしまうのかしら?
だいたい、元彼が戻ってきたこと自体があり得ない。
私がそう思っているからそういう現象に思えるのか、
よくわからないけど、
何かのメッセージのような気がしてならない。
いや・・・・・・。
ただの偶然だよ。