TAIL-SLIDERでは何件かシャーシやメカの配線加工を
お客様より依頼頂いてますが、あまりブログ紹介しておりませんでした

良い機会ですので加工例の1つを紹介します

前からお世話になってます東北のYさん依頼のSAKURA D4ですが、
当初のプランでは配線済みアンプの再配線のみでした。
色々打ち合わせの再確認連絡を取り合ううちに
1つの問題点が

D4に付いていたハイマウントモータープレート

最初はL側についており逆回転?
反トルク用ギア使用?
アンプで回転方向を変更する?
のかと思いきや、、、
L側で装着するよう設計されているようで
プーリーピニオン、プーリースパーでベルト駆動させるようです。
通常のスパー、ピニオンで駆動させたい要望のことですので
R側に配置し直してみました。
しかし、、、上のように通常通り皿ネジ穴加工側にしたら
バルク側プレートと穴位置が合わないのです。
下のように反転したら
穴位置が合うのでL側専用のようです





それでもYさんの要望は
ハイマウントモーターを経験したい!とのことですので
モータープレートを反転して使用する代わりに
皿ネジ穴用のワッシャー(皿ネジ穴をボタンネジで使用するモノ)
を使用して取り付け強度を確保します。
しかし、またまたコレは、、、
このままでは皿ネジ穴の深さが足りず
そのままでは浮いた形になりピッチリ固定出来ません

このままではイケません。
しれーっと妥協して取り付けてしまったら
黄色い鬼のギガデインを
くらってしまいます





大人しくスペシャルツールをお借りし、
皿ネジ穴を加工しました

これでツライチになります。
これでワッシャーをかませば内側になってしまう皿ネジ穴を
傷めずにR側に移行出来ますよ

あとはL側のように組んでいき
ひとまず1つの問題点はクリアです。
お次はハイマウントにしたことによるメカの再配線です。
さて、どんな呪文が出てくるかな(笑)