2WDリアに偏心アッパーを | IMPERIO GROUP RC CRAZY CUSTOMIZER "TAIL-SLIDER"&愉快なドライバー達

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日曜日に


あおさんがGRKの2WDに


偏心アッパーを組まれてましたよキスマーク



ブログアップされてましたのでご紹介を音譜


以下「あおさん」のブログより


週末TSで、等速、ケツカキ、二駆と、一通り楽しんだ、あおたろです。

新規のお客さんが、マブチ540モーター搭載のフルノーマルTT等速で苦戦されてたので、試乗させてもらったんですが、これはこれで楽しい♪

それから、二駆GRKのリアに、偏心アッパーを投入して動きを確かめてみました。



偏心方向はこんな感じ。

予想通り、リアの流れが止まるのが早く、立ち上がりアンダー気味でしっかり空転させてないと戻りやすくなります。

少し止まりすぎる感じもあったので、変化量を減らす方向にセットしていってます。



偏心アッパーってどうなるの? っていろんな方によく聞かれるので、本気で説明してみます。



1Gでロア、アッパーともに地面に平行にセットしたと仮定します。

キャンバーもわかりやすく0度とします。

この状態からバンプしたら、どういう変化がでてくるのか?






シミュレータで、大袈裟にバンプさせてみるとこうなります。
(シャーシ側を動かすのが手間だったので、タイヤ側ですが、理論は同じです)

バンプすればするほど、キャンバー角度がネガティブに変化していきます。

一般的なセットだと、おそらく止まりやすくなるはずです。

実際にはシャーシのロール角度なども加味しないといかんですが、割愛します。



ロールセンターも変わってきます。

もしも偏心せずにアッパーと、ロアが平行の場合、直交点は無限遠となり、ロールセンターは地面付近になります。

偏心した場合は次の図のように、ロールセンター(緑がロールセンターラインです)が上がります。



ロールは抑制される方向になります。


とはいっても、これは解りやすい平行モデルでの話。

人それぞれ、セットはバラバラですよね。

いろいろ妄想しながら仕事するのも、楽しいですよね♪


僕は、理論より直感派ですけど(笑)



ん~ん…奥が深いね合格