北インド・カシミール打弦楽器サントゥールのリサイタルへ行ってきました。
13:30開演 名東文化小劇場
サントゥール:小室真里
タブラ、タンプーラ:Shen Flindell
サントゥールとは(プログラムより)
3000年以上の歴史に培われたインドのクラシック音楽は中世ムガール宮廷時代に華ひらいた。
サントゥールは古代インドでシャタ・タントゥリー・ヴィーナー(100弦のダルシマー)と呼ばれ、台形の共鳴箱に張られた弦を撥でたたく。後に西洋に伝わりピアノの起源となった。
セットリスト
1.ラーガ・ヤマン カリヤン・タート 夕暮の光輝~peace
アラープ(前奏曲)
休憩
2.ラーガ・ヤマン
ガット(組曲)
3.カシミール地方の民謡+もみじ+旅愁+α
(いっしょに歌いましょう)
さすがに曲が長いからか、1部に1曲、2部で2曲でした。
客層も私より下の人は2人ぐらいで後は大先輩の方々ばかりで、サントゥールで来場されていない雰囲気でした。(もともとは名古屋市文化振興事業団のまちの音楽家シリーズの1つで、このシリーズは民族楽器だけでなく、クラシック、ジャズ、和太鼓などさまざまな企画があります。チケットでフリーパスというのがあります)
普通、"いっしょに歌いましょう"なんてあるとなかなか歌えないものですが、大先輩達は気にせず、歌われてました。
特に気になったのがPA。タブラ、タンプーラのShen Flindellさん用のマイクは1本。サントゥール(マイク3本)のレベル差があまりにもありすぎて、バランスが悪かったです。
サントゥールは、鑑賞より、瞑想用なんでしょうか?みんなトランス状態でした。
次回
フレッシュコンサート vol.39「サントゥール(インド音楽)」
2009年9月30日(水)12:15開演 会場:愛知県芸術劇場
「サントゥール・インスピレーション・小室真里 Mari Komuro Santoor Concert Autumn 2009」
2009年10月21日(水)19:00開演 会場:愛知県芸術劇場
小室真里サントゥール・ワークショップ 百弦琴の世界
2009年10月24日(土)10:00開演 会場:愛知県芸術劇場