ジェンベを世界に紹介した功労者として有名なのがギニア出身のママディ・ケイタです。


ギニア独立後、国の伝統音楽家を発掘し育成するために国立のバレエ団が結成されました。そこでジェンベソロプレイヤーとして活躍したのがママディ・ケイタです。その後、政情不安のためにフランスへ脱出。

この時、ママディ・ケイタはジェンベ曲を西洋の譜面に落としたとのことです。その後、世界各地でジェンベと西アフリカの伝統音楽を紹介する学校、タムタム・マンディンゴを設立し、世界にジェンベを紹介しました。


世界中にママディ・ケイタの教則本が紹介されました。


日本にも来日し、2004年に鹿児島県の三島村にアジア初のジェンベスクールを開校。



こんなママディ・ケイタですが、本国の長老達からは、「あいつはダメだ。」と言われているそうです。譜面に起こすことによって本物がわからなくなった。


以前、あるジェンベショップをお訪ねしたところ、店主からこんなことを言われました。

日本国内でも、さもわかっているかのように、本国の長老達と同様「あいつはダメだ。」と言っている人がいるらしいです。だけど、「あいつはダメだ。」と言っている人だって、ママディ・ケイタがいなければ、ジェンベを知ることは無かったのに!!