んにちは!

将棋アドバイザーのかずやです.

 

今回は前回に引き続き

”序盤の心得”

→手損と手得という

概念についてお話します.

 

 

まず,手損と手得という概念を

みなさんご存知ですか??

 

 

簡単に言ってしまえば,

無駄な手を指してしまうのが手損

 

 

相手に無駄な手を指させるのが手得です.

 

 

序盤で失敗している人は,

とにかく手損をしている人が多い

 

 

というのが僕の個人的な感想です.

 

 

手損をしようと思って指している人は

ほとんどいません.

 

 

大体は手損するつもりがないのに

手損してしまう人がほとんどです.

 

 

僕も手損と手得の概念が無かった

頃は飛車とか角が行ったり来たり

していて,何がしたいのか分から

ない状態でした.

 

 

王様を取りに行くゲームの

はずなのに,全然違うこと

していたり,序盤の能力が

皆無でした..

 

 

序盤での手損・手得は

主導権を握る上で必須の

考え方です.

 

 

これさえ知っていて意識すれば,

 

 

・相手よりも手得できて主導権を

握りやすい

 

・大駒が使いやすい形になって

勝ちやすく負けにくい展開に出来る

 

・手数を稼げれば王様も堅く囲えて

終盤で強い戦いが出来る

 

 

このように序盤がかなり指しやすく

なります.

 

逆に知らなければ・・・

 

 

・なぜだか分からないうちに

作戦負けに陥る

 

・序盤が安定せずに格下相手にも

負けやすくなってしまう

 

・負けた原因を追求できないから

次の対局に活かせない

 

 

このような悪循環に陥ってしまいます.

 

 

序盤の手損・手得を語る上で

大事なポイントは,

 

 

まずは,手得からどのように

勝ちパターンに持っていけるのか

 

 

ということですね.

勝ちパターンは以下の通りです.

 

 

◆手得

◆作戦勝ち(模様勝ち)

◆優位拡大(駒得,成り駒作り)

◆寄せ

◆詰み

 

 

このような流れとなっております.

この時,手得をすることで作戦勝

ちを収めることが序盤での1番の

目的となって来るわけです.

 

 

それでは,手損せずに手得するには一体

どうしたら良いでしょうか??

 

 

◆手損しない→駒が行ったりきたりしない

 

 

手損をする時に最も陥りやすいパターンは,

同じ駒を何回も何回も動かして,無駄な動

きをしてしまうというものです.

 

 

一度前に出た銀を同じところに引いたり,

角を細かく動かされたり.

 

 

手損しないためのポイントは,

目的を持って指すことです.

 

 

例えば,せっかく前に繰り出した銀を

再び戻るのではなく,

 

 

・相手の大駒に狙いをつける

・相手の守りの銀と銀交換する

 

 

といった感じで何か狙いを

持っておくことです.

 

 

その狙いがハッキリしていれば

一度繰り出した銀を戻ることは

なくなるはずです.

 

 

また,将棋とは一手ずつ指して行くので

一手の価値を高い手を指して行った方が

勝ちます.

 

 

つまり,価値があると思われるような

手を指して行くことが手損をしない一

番の方法です.

 

 

・端歩を突く

・離れ駒を玉に近づける

・遊び駒を活用する

 

 

このような手が悪手になることは

ほとんどないと思います.

(もちろん,他の手を優先させないと

いけない場合は別ですが.)

 

 

最近の将棋を一度振り返って見てください.

じっくり見てみると,意外と「この手なんで

指したんだろう??」というのが隠されてい

るのではないでしょうか??

 

 

●最短距離を行く

 

 

駒の動かし方で迂回ルートと

最短距離があるのはご存知でしょうか??

 

 

例えば,一手ですむところを

遠回りして3手かけてしまったり,

 

 

攻めようと思っていても

途中で方針を変えてしまったり.

 

 

「相手の陣形を見て方針を変えるのは

高等テクニックですが,その前に一つ

大きな狙いを持っておくこと」

 

 

が駒が迂回せずに手損をしない上で

重要な考え方になってきます.

 

 

◆手得をするには→相手の形を乱す

 

 

手得する時の考え方は,僕は

相手に手損させる→手得する

 

 

という考え方が一番スッキリすると思います.

 

 

では,その手損させるというのは

どうすれば良いのか.

 

 

それが,「相手の駒を追い回すこと」

これが一番手得しやすいです.

 

 

・相手の出たばかりの銀に働きかけて

下がらせる

 

・相手の大駒を取ろうとして手損させる

 

・攻めようとして受けさせる

 

 

など,相手の駒に働きかけます.

 

 

そうすると相手が手損をして,

結果的に手得することがあります.

 

 

相手陣に隙がないかは常にチェック.

盤面はいつでも広く見ます.

 

 

戦いに入る前でもこれは変わりません

 

 

これが無意識にできると

序盤の力は向上していると言えますね

 

 

手得するというのは,序盤ならではの

必須のテクニックです!

 

 

今日のポイント

 

手損対策→意図を持つ 手得対策→相手陣に働きかける
 
 

 

序盤のポイントとして一つ

意識しておくと作戦勝ちに

なりやすいので

 

 

相手に一番差をつけやすいポイントと

なっております.

 

 

まずは手損をしないための

駒の動かし方から,自分の

棋譜を見直して考えて見ま

しょうd(^_^o)

 

 

PS.

 

指してから考えるのではなく,

指す前に考える.

 

 

PSS.

 

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それでは今日はここまでです!

ありがとうございました!!