んにちは!

将棋アドバイザーのかずやです.

 

 

今回は,誰でも分かる

序盤の考え方を駒の損得

という視点から見てみたい

と思っております.

 

 

序盤って,定跡書をみていれば

誰にでもできそうな部分が多い

ですが,

 

 

実際にやってみると,

相手によって指し方が無限に

変わるので実は将棋をやる人

にとって初めの壁と言えます.

 

 

僕も序盤の指し方に正解は

出せないですし,序盤で失敗

してそのまま負けることなん

てザラにあります.

 

 

30手以内に間違えて

そのまま投了なんてことは

数えたらキリがありません
(笑)

 

 

ですが,序盤での駒組は

意識すれば確実に誰でも

互角以上の展開に持ち込

めます.

 

 

場合によっては,大量リード

を序盤のうちにすることだって

可能なんです.

 

 

今回はそんな序盤戦術に

おける考え方についてお話

していきたいと思います.

 

 

これだけ押さえていれば,

 

・どんな相手でも平手で

互角以上に戦える

・時間がない対局でも

スラスラ序盤で戦える

・相手の隙を序盤から

狙いにいくことができる

 

 

逆に,この記事を読まないと,序盤の

本質を見失ってしまい,

 

・駒損してドミノ倒しのように

ボロボロ駒を取られてしまう

・序盤のうちから不安になりすぎて

手が伸びない

・いくら定跡書を読んでも全く序盤が成長しない

 

このような状態になってしまいます.

 

それでは,序盤で失敗しない

駒組をするためのポイントを

押さえていきましょう!

 

 

◆駒損しないための方法→浮き駒を作らない

 

 

駒の損得を重視する上で

一番大切なポイントは,

駒が浮いているかどうか

をきちんと見極めることなんです.

 

 

将棋における”浮いている駒”

って一体なんなんでしょうか?

 

 

それは,自分の駒が取られても,

別の駒で取り返せる状態の事を

指します.

 

 

下の図を見てみてください.

 

 

 

 

 

 

 

この図は,美濃囲いと呼ばれる囲いですが,

どの駒を取られても他の駒で取り返せる

形になっていますよね.

 

 

下の図は,69の金が浮き駒に

なっているのがお分かりでしょうか?

 

 

 

 

 

これでは、龍で金が

タダで取られてしまいます。

 

 

美濃囲いが完成していれば、

取り返すことができましたよね。

 

 

つまり,この浮き駒の数を

減らすことが序盤で失敗しない

駒組をするための第一歩です.

 

 

これだけ意識するだけでも,

相手に駒を取られても簡単

に取り返すことができます

からね

 

 

僕自身,どの駒に何が利いているか

意識するだけで序盤で失敗すること

がほとんど無くなりました.

 

 

●序盤の駒組の流れ

 

一般的な序盤の駒組の流れ

を書いてみます.

 

 

①飛車の位置決め

②玉を囲う

③攻撃陣形を作る

 

 

簡単にいうと,このような

流れで序盤は駒組をします.

 

 

この時,①は居飛車か振り飛車を

決定するだけなんですが,

 

 

②の時は自分の知っている

囲いを採用しましょう.

 

 

なぜかというと,

名前がつけられている囲いは

駒の連結が必ず良いからです.

 

 

美濃囲い,矢倉囲い,舟囲い

色々ありますが,駒が浮いて

いてポツンとしている駒は絶

対ありません.

 

 

そして,③の部分で

駒の連結を意識しながら

駒組をしていくのです.

 

 

そうすると,スッキリした

陣形になり自然な駒組が出

来ると思います.

 

 

乱戦になったらこのような

展開にならないかもしれま

せんが,一旦乱戦の場合は

置いておきましょう笑

 

 

◆むやみに駒を前に出さない・打たない

 

 

これは,

桂馬の高飛び歩の餌食

銀バサミ

 

 

をくらいやすい人に起きてしまう

傾向です.

 

 

序盤では援軍が送れてしっかり

攻めの準備が整ってから攻める

ようにしましょう.

 

 

それでは,攻めの援軍がしっかり

送れているかの判断とはなんなの

か.

 

 

これは,僕のブログの中で

なんども言わせて頂いてい

ることかもしれませんが,

 

 

攻めの基本は「飛車角銀桂」

です.

 

 

この攻め駒が一つでも欠けていれば

しっかりとした腰の重い攻めをする

ことができません.

 

 

逆にいうと,これらの駒が

連動していればほとんどの場合

綺麗な攻めが決まると思ってお

いて大丈夫です.

 

 

また,「取った駒をすぐに打つ」

というのもよくありがちなミス

です.

 

 

もちろん,きちんとした狙いが

あれば良いですが,駒をすぐに

取られてしまう人は,打った駒

が何も機能せずに取られてしまいます.

 

 

駒を打つ時は打った後も

きちんと機能するか.

これを念頭においてみて

ください.

 

 

これらのことを意識して,

「どうやったら序盤が向上」

していると言えるのか.

 

 

僕の中では,

初手から50手までに互角以上で

あれば,対戦相手以上の序盤戦術

があると思っています.

 

 

つまり,初段相手に50手まで

互角に戦えれば初段以上の序盤

力を身につけていると言えるで

しょう.

 

 

僕は序盤の勉強に定跡書を

読み漁る,ということをし

ていましたが,PLUSαで

プロ棋士の棋譜並べをしていました.

 

 

自分の戦法を指す棋士の序盤を

勉強すれば良いので,それほど

時間を取られることなく序盤を

勉強出来るので僕はオススメです

 

 

◆まとめ

 

序盤は50手目までを「駒のヒモ」と「飛車角銀桂」を意識する

 
 
 

 

 

これだけ意識しておけば,

序盤で転ぶことはグッと

少なくなると思います.

 

 

今回のポイントは3つです.

・駒にヒモをつける

・攻めの基本は「飛車角銀桂」

・駒をやたらに前進させない・打たない

 

 

いかがでしょうか?

少しでも参考になれば幸いです.

 

 

序盤戦術は,まずは

実戦を指しまくることが初めの

一歩です.

 

 

そして,先ほど述べた駒組の

流れである,

 

①飛車の位置決め

②玉を囲う

③攻撃陣形を作る

 

これをみた時にどこで失敗して

しまったのかよく考えて見ましょう.

 

 

これを意識して,

・序盤の定跡書

・自分の指す戦法の棋譜並べ

 

を行えば序盤はバッチリだと思います.

 

 

スラスラと序盤で時間を使わずに

迷わずさせるようになるので,

序盤がしっかりしている人は

自然と勝率も安定します.

 

 

序盤で何をすれば良いか

迷っているかたは,ぜひ

取り組んで見てください.

 

 

序盤の成長スピードが

段違いで変わります.

 

PS.

 

高段者は角交換されても

3秒は考える.

 

 

PSS.

 

最後まで読んで頂いて

ありがとうございます!

 

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それでは今日はここまでです!

ありがとうございました!!