こんにちは!
将棋アドバイザーのかずやです。
将棋の最終盤って
皆さんご存知ですか??
『最終盤とは・・・』
詰む・詰まないが必要となる
非常に大切な部分。
常に自玉と相手玉の
詰みを読む必要が
あります。
ここが将棋で一番難しい
ところとも言えますが
一番楽しいところとも
言えます。
最終盤の勝ち方には、
いくつかのパターンが
あります。
よくある方程式が、
必死(相手玉が受けなし)
×
ゼット(自玉が絶対に詰まない)
=勝ち
というものです。
これはよくある勝ち方
なので覚えておくと
勝ちやすいと思います。
今回は少し違った
最終盤の勝ち方を
見てみたいと思います。
図の局面は
ご相談を頂いた
局面図。
ここでどのように
後手が勝てばいいか
というお話です。
先手が▲6二銀と
打ち込んだところです。
取ると▲7一角の筋が
あるので、
一見すると先手の攻めが
決まっているように見えます。
しかし、ここで後手に
血筋とも言える一着が
あります。
それが△7七香車という手です。
これは
➀▲同桂には
△8九銀▲8八玉△7九角▲8九玉
△6八角成りで寄り筋、
➁▲同玉には△7九龍▲6六玉(合駒は△8八角)
△6二金と手を戻して、後手玉に詰めろ
が続かないので後手の勝ち
➂▲7七同金には△6九銀▲8八玉△5八銀成り
が△7九角▲9八玉△8六桂以下の詰み筋を見て
後手の勝ち
このように考えることができます。
でも、いきなりここまで読み切るのは
かなり難しいと思います。
なので、一つだけ意識すべき
ポイントを挙げるとすれば、
⭐️後何手で
詰めろをかけることが
出来るのか
ということに
気をつけてみて下さい。
先手は次に
▲6一銀不成とすれば
1手で詰めろがかかります。
つまり、後手は
先手に2手で詰まさ
なければいけません。
後手の手番で、
後手が一手指す(先手玉への詰めろ)
↓
先手が▲6一銀不成と指す
(7二銀成り以下の詰めろ)
↓
後手が先手玉を詰ます。
というようになれば
後手が勝つことが出来ます。
ちょっとわかりづらいという方は
コメント頂けると助かります(⌒-⌒; )
後何手で先手玉を詰ませられるか。
⇨後何手て自分の玉が詰むか。
これを鍛えると、
実戦力がとても上がります。
まずは、簡単なところで良いです。
3〜5手の詰みを、
どちらかの玉で
良いので読んでみて下さい。
これだけで終盤力が
めちゃくちゃ上がると
思いますよ。
今回は以上です!
ありがとうございました!!
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