今回のレビューは、1/24スケール ヘキサギアより、
“レイブレード・インパルス【Reloadead】” です。
ヘキサギアの、記念すべき第1弾キットとして発売され、シリーズのフラッグシップの大役を担ったレイブレード・インパルスが、7周年を目前にして新生。
5月に一般販売の通常版、
“レイブレード・インパルス【Reloadead】” が、
6月にコトブキヤショップ限定の
“レイブレード・インパルス【Reloadead】コレクターズエディション” が、
連続リリースされました。
第1弾キットとして同時発売されたボルトレックスは長らく初版が店頭にも残っていた印象ですが、レイブレはほとんど見なかった気がするなぁ。
実際、これまでの出荷数はシリーズ2位。
1位がポーンA1(初版)で、3位がアーリーガバナーVol.1だそうなので、ヘキサギア本体ではトップということになります。
ほかの第3世代機と較べると、ともすれば浮いてしまう感もあるヒーロー然としたデザインが、しかしやはり人気があったわけですね。
にもかかわらず、初版の発売以降ずっと再版されていませんでした(たしか)。
僕は初版のキットをとある改造作品の素材にしてしまったのですが、まぁそのうち中古でもまた手に入るだろうと思ったらどこにもない・・
Xの相互さんからの情報でマスターブートレコードBOXは手に入ったものの、いずれ【Reloadead】のレビューを書くにあたってはやはり通常カラーのほうとも比較したい。どうしたものか・・
と困っていたところにようやく再版がかかったのでホッとした次第。
もちろん、【Reloadead】到着前に組んでおきましたよ。
まぁそれはいいとして、ヘキサギア第1弾キットとしていろいろと画期的な要素はあったものの、やはりまだ荒削りな部分も多く、不満点もちらほらあったレイブレード・インパルス。
のちに流用キットのロード。インパルスで改善された点もありましたが、ライバル機であるボルトレックスがボルトレックス・ラースとして大幅なアップデートを果たした一方で置き去りにされてしまった感もありました。
その後に登場したL.O.Z. が、ラースと同じ位置付けになるのか? それもちょっと違う気がするなぁ・・と思っていたところに、【Reloadead】の告知。
ボルトレックス⇒ラースのようなパーツ流用で強化型を再現するのではなく、見ためはほぼそのまま、細部をブラッシュアップしたデザインを、完全新規金型で再現する。
まさに Reloadead 。ガンプラで言うところのMGVer.2.0みたいな感じですね。
まぁ7年も経つと初期のキットと最新キットではどうしてもギャップが出てきますしね。
とくにレイブレード・インパルスは特別な機体ですから、今回の【Reloadead】は非常に熱い。
それでは2バージョン、まとめてレビューしていきます。
それぞれのキットはパチ組みしたのみです。
レイブレード・インパルス【Reloadead】
ヘテロドックスの一集団でしかなかった傭兵部隊、ライネックスはレイブレード・インパルスを与えられ、アースクライン・バイオメカニクス社の代表、ヴァージニア・アーススクラインとの個人契約の下、MSGの管理区域を目指していたが、その目的が判然としないため、ヴァリアントフォースだけでなくリバティー・アライアンスからも危険視されていた。
そして、所属不明のL.O.Z.部隊の襲撃によりレイブレード・インパルスは大破してしまう。
しかし機体は崩れ落ちようと、その魂ともいうべきKARMA「RAY」は健在だった。
RAYは自身を生み出したDr. ハインラインが遺したマスターブートレコードボックスを開き、ヴァージニアとともに新たなボディ・・新型ヘキサギアの開発に着手する。
オリジナル・レイブレードの運用にも耐えうる強靱な機体を・・
とまぁ、そんな経緯で誕生したのがレイブレード・インパルス【Reloadead】ということのようですね。
以降、無印のレイブレード・インパルスは旧版と呼称します。
ゾアテックスモード
新たに創り出されたボディということではありますが、基本的なデザイン、シルエットは旧版を踏襲。
しかし、全体に一回りほどボリュームアップ。各部に人工筋肉が追加されて逞しさと同時に情報量も増しています。
ボルトレックスの共通パーツや初期キット共通のジョイントパーツをメインに構成されていた旧版と違い、間接部もジョイントを組み合わせただけというような感じは薄れ、最新の第3世代機同様に生物的というか、洗練されたデザインになっていますね。
一方で、特徴的なのが顎下や後肢の付け根部分にあるホイールタイヤの存在。
個人的にヘキサギアの象徴的要素だなと感じていたのですが、最近はなくなってしまってちょっと寂しい・・
復活してくれたのは嬉しいですね。
まぁ、今回はあくまでリメイクなので、今後の新作キット・・まだ見ぬ新型ヘキサギアでも復活となるかはわかりませんが。
しっかり筋肉の付いたお尻がセクシー(笑)。
頭部アップで。
インパルス系のモチーフはネコ科の猛獣だと思うのですが、頭部だけを見ると人型ロボとしても全然違和感がありません。
シャープで格好いい。
見ためは当然旧版ほぼそのままですが、パーツ分割が増え、顎や頬のダクト部分なども成型色で色分けされています。
顎下にあるホイールタイヤ。
旧版ではタイヤ部分はPVCゴム製でしたが、今回はプラパーツでの再現。
デザインもより丸みを帯びた感じになっています。
あのゴム製タイヤもわりとインパクトがあったんですけどね。
背部のガバナーシートは本体と完全に独立した構造になっていて、接続部のアームを展開することで上方に引き出すことができたり、
丸ごと取り外すこともできます。
ハンドルやコンソールのレイアウトは旧版を踏襲。
ハンドルはわずかですが左右に振ることができます。
旧版では固定されていた(というか外装と一体成型だった)フットペダルは可動式に変更。
また、新規にタンデム仕様のロングシートが付属。
交換することでガバナーの2人乗りや、ガルプラも搭乗させやすくなります。
こちらのハンドルは高さのある形状になり、グリップが個別に回転するようになっています。
フットペダルもアーム部分が長くなり、やはりペダルが個別に可動します。
シート後部の左側にはレーダー、右側にはマルチラックを装備。
ラックは、旧版ではガバナー用の武装をマウントできるパーツでしたが、今回のこれはなんだろうな?
ヘキサグラムを3つ装填しておく(うち一つはラック自体を取り付けるために必要)ことができるのですが、旧版のように
ガバナーの武装をマウントできる感じではありません。
後端にはライトが追加。
ガバナー搭乗。
まずシングルタイプで。
ハンドルを握って跨がらせ、ペダルに足を乗せるだけなのですが・・
案外しっくりこないのは相変わらず。
まぁ、これはガバナーの股関節の問題ですね。
タンデムタイプでも。
基本はシングルタイプと同様なんですが・・
フットペダルに足が届きません。
これはどうするのが正解なんだろうか?
あと、後ろにもう1人乗せることができるのですが、そちらはとくに固定する方法がありません。
後肢付け根部分に配置されるホイールタイヤ。
顎下のものより一回り大きなタイヤが左右ともに二つ並んだ配置は、もちろん旧版同様。
やはりタイヤ部分はプラパーツになっています。
旧版では後肢の太腿と一体になっていましたが、今回は独立した外装型になっており、後肢とは別に可動。
足パーツは指の開き具合が左右対称で、前後は共通造形。
旧版では足裏と爪が一体成型でしたが、今回は爪1本1本が分割されました。
また、手首(足首)関節は軸可動になり、前後左右とかなり柔軟に動かせるようになっています。
武装類
チェーンガン
頭部後方、右側に装備される機関砲。
旧版の同様の装備からアップデートが図られているというとで、キットとしてもわかりやすく大型化されています。
ボールジョイントで適度に可動。
後部にグリップが追加され、取り外すことでガバナー用の手持ち武装にもできるようになっています。
グレネードランチャー
同じく、頭部後方、左側に装備される自動擲弾発射機。
やはりこれも旧版からアップデートされているそうです。
接続等はチェーンガンと共通。こちらはガバナーの手持ちはできません。
旧版ではこのランチャーとチェーンガンの取り付けには組み立て済みの極小ヒンジジョイントが使用されていましたが、それもわりとすぐになくなりましたね。
最初の頃はなにかと試行錯誤してた感がある・・
オリジナル・レイブレード
詳細不明・・て、おい(笑)。
機体名の由来にもなっている、通常、出力⇒停止⇒再生を繰り返す再生型エネルギー資源であるヘキサグラムを粒子状に分解することで限界を超えた高エネルギーを発生させ、それを剣状に固定する規格外の近接兵器。
今回 “オリジナル” とされているということは、旧版に装備されていたのはレプリカのようなものだったんですかね。
平時の見ためは旧版のそれとほぼ変わりませんが、やはり大型化しています。
装備位置は同じく左右の前肢。
旧版では前足付け根の側面に接続されていましたが、後ろ側に接続位置が変更。
さらに複数の可動軸を持つジョイントにより可動域が増しています。
ちなみに、ジョイントの接続軸は3㎜と5㎜の選択式。
3㎜のほうが汎用性は高いと思いますが、強度重視ならば5㎜かな。
簡単には組み換えられないので、あらかじめどちらか選んだほうがいいですね。
ジョイントアームによる可動に加え、2本1組のブレード自体も根元で外側に開き、さらに展開ギミックが追加
内部のフィールド発生器が露出します。
クリアブルー成型でディティールも細かいですね。
そしてなんといっても驚きなのがブレード展開状態を再現するためのエフェクトパーツ。
でかい・・! 全長は230㎜もあります。
通常版には片側分、2枚のエフェクトパーツが付属するのですが、同じものかと思いきや微妙に造形が違います。
なんだこのこだわりは・・
先の発振器部分に被せるようにして、カバーを閉じて固定。
いや、だからでかいって・・
さすがに本体が倒れるようなことはないですが、ブレード基部や前肢はわりと早い段階でへたりそうです。
旧版のエフェクトと比較すると・・
リーチが違い過ぎるし、これではまったく勝負になりませんね。
恐るべしオリジナル・レイブレード・・
そしてこれを問題なく使うために新造されたというリローデット本体のポテンシャルもすごいと思わせてくれます。
ネイキッドモード
初期のキットでは、武装や外装類を取り払ったフレームのみの状態をそう呼んでいましたが、それもいつの間にか言われなくなりました。
フレームと外装が一体化したような機体が増えてきたせいもあるのでしょうが。
でも、今回のリローデットではこのようにかなりの量のパーツを取り外すことができます。
ある意味旧版との最大の違いとしてシート周りや後肢のタイヤも本体とは独立した構造になったので、顎下のタイヤも含めてそれらを外せばもうほぼ普通の獣型フレームになります。
それではこの状態で可動性も見てましょう。
体幹は左右方向にこの程度捻れます。
四肢も含めた上下方向はこんな感じ。
旧版から可動箇所も増えているので、可動域は大きく拡大されています。
もちろん、武装、外装を組み付けると画像の状態よりも可動域は狭まりますが、獣型として自然なポージングは十分可能です。
ビークルモード
システムコンバート機能によって地上走行用のビークルに変形可能。
顎下のタイヤが前輪、後肢のタイヤが後輪として接地する、大型武装トライクですね。
基本形に四肢を動かすだけの変形ももちろん旧版を踏襲していますが、レイブレードの位置が後ろ向きに変更され、より流線型
のスタイリッシュなシルエットになりました。
また、前肢と後肢がジョイントで固定きるようになっています。
体幹部分の保持力含め、旧版よりもかっちり感が増しました。
バイクモード
ビークルモードをさらに突き詰め、もはや完全なバイクにしてしまった状態。
変形ではなく、専用のパーツを使った組み換えになります。
設定もとくになく、あくまでキットとしてのオマケ要素。
コトブキヤキットをなんでもバイクにしてしまう人がいますが、まさか公式自らバイクを組めるようにしてしまうとは・・
さすが専用に造形したパーツを使っているだけあって、シンプルながらにしっかり格好いいデザインです。
なお、レイブレード本体のパーツは頭部先端と首、胸部にシートしか使ってません。
こちらがバイクモード専用パーツ。
前輪、後輪もわざわざ専用で追加されています。
組み換え素材としてもいろいろ活用できそうです。
前輪、後輪ともに基本デザインはリローデット基本形で使用されるホイールタイヤと一緒。
サイズは後肢のものよりもさらに大きく、後輪よりも前輪のほうがやや大きいです。
スタンドを立てることで一応自立はできます。
ただけっこう斜めに傾く感じ。
スタンドの接地面もかなり狭いので、わりと転けます。
通常版では頭部武装の外側に付けるフェアリング状の外装パーツ1組と、少し形状の違う足の甲パーツが4つ余ります。
ほかにもジョイントの一部が余りますが、それはランナー都合。
これらの外装パーツ類はそうではないので、なんで? と思いましたが、その答えはコレクターズエディションで判明しました。
レイブレード・インパルス【Reloadead】 コレクターズエディション
公式限定のコレクターズエディションは、マスターブートレコードBOX版レイブレード・インパルスのカラーリングを再現した本体にいくつかのオプションを追加した内容になっています。
パッケージアート、付属のアーカイブカードのイラストももちろん描き下ろしになっていますが、機体解説等は通常版と同じでした。
リローデッド誕生の経緯を考えると複数機いるようには思えないので、このカラーリングについては同解釈したらいいのか・・?
ゾアテックスモード
ビークルモード
バイクモード
まぁ、通常版のカラバリですね。
先の通り、旧版マスターブートレコード版のカラーリングを再現したもので、ホワイト、ブルー、レッドがそれぞれ明度を落とした色調になっています。
塗装されている公式の宣材やパッケージ画像と実際の成型色はけっこう違うので気になる人もいるかもしれませんが、まぁこれはこれで。
フレームのガンメタやタイヤホイールのシルバーは通常版と共通です。
追加オプション
左右反転武装
頭部後方に装備するチェーンガン、グレネイドランチャーをそれぞれ左右反転造形したものが付属。
通常版から装備を反転させたり、左右共通装備とすることなどが可能です。
表情付き足パーツ
ゾアテックスの獣性を感じさせる爪を開いた脚パーツが、やはり左右対称造形で2組付属。
先の通常版で余っていた足の甲パーツは、ここで使うんですね。
爪パーツは通常版カラーのものも付属するので、僕は限定版用と通常版用に一組ずつ組みました。
レイブレードエフェクトパーツ
通常版での付属は2枚だけでしたが、限定版では左右分、4枚が付属。
クリアパーツはラメ入りになり、さらに表面(両面)に粒子の放出をイメージしたプリントが施されています。
しかも、てっきち通常版の2枚 × 2となっているのだと思いきや、4枚全部造形が違う。
誰がそこまでやれと言った・・あ、中の人たちか(笑)。
比較画像
まず通常版で旧版と、ゾアテックスモードで。
リローデットは全体に一回りほど大きくなっていますが、全部が全部大きくなっているわけでもなく、たとえば前腕や脛にあたる部分は旧版よりも気持ち細身になっていたり、しっかりメリハリが感じられるプロポーションになっています。
武装は、とくにレイブレードがかなり大型化されていますね。
ビークルモードでも。
レイブレードの向きが変わったことでけっこう雰囲気が変わっています。
前後の長さと高さが増したぶん、全体のまとまりもよくなった印象。
ヘキサギア レイブレード・インパルスのレビュー - 退屈と惰性と (weebly.com)
続いてコレクターズエディションとマスターブートレコード版。ゾアテックスモードで。
レイブレード展開状態で並べてみました。
エフェクトのサイズは言わずもがな、角度付けができるようになったことで武装としての有効範囲が桁違いになっているように思われます。
ビークルモードでも。
こっちでもブレード展開するんだったか・・?
通常版と限定版。ゾアテックスモードで。
限定版のほうはタンデム仕様にして、それぞれガバナーを乗せてみました。
試作ロールアウトカラーと実戦用カラーという感じですね。
でもたぶんワンオフ機ですよね、レイブレード・インパルスは・・
ビークルモードでも。
ホワイトの色味の違いはよぉく見ないとほとんどわからないですね。
限定版は通常版よりわずかに黄ばんでいるという程度。
バイクモードでも。
タンデムシートは後ろ側にフックとかあってもよかったな。
ラースと。
ボルトレックスはタイヤを捨ててのパワーアップとなりましたが、インパルスは捨てなかった・・
ボルトレックス【Reloadead】も見てみたいですけどね。
ヘキサギア ボルトレックス・ラース レビュー | 退屈と惰性と 改 (amebaownd.com)
L.O.Z. と。
基本モチーフは同じネコ科動物だと思うのですが、方向性はまるで違いますね。
ゾアテックスの有効製だけを考えるとL.O.Z. のようなしなやかなスタイルが合っているのでしょうし、実際、旧版は敗北しているわけで。
でもより強靱なボディに生まれ変わったリローデッドは少なくとも剛性では勝っている印象です。
ヘキサギア エルオーズィー レビュー | 退屈と惰性と 改 (amebaownd.com)
バイクモードでバンディッドホイールと。
さすがにボリュームでは負けてますが、そのぶん小回りはインパルスバイクのほうが利きそうです。
ヘキサギア バンディットホイール ゾアントロプス・レーヴェ の レビュー - 退屈と惰性と (weebly.com)
以下、画像
以降は通常版と限定版を織り交ぜてきますよ。
まずゾアテックスモードで。
旧版と比較して体幹はもちろんのこと、四肢の可動性が大きく向上したのは嬉しいですね。
とくに旧版は後肢の太腿が固定でしたしね。
ロード・インパルスで可動するようにアップデートされましたが、それでも限界がありました。
お座りインパルス。
最新の第3世代機では定番になっている、前肢の付け根フレームも可動を活かすとお座り状態で前肢を設置させることも可能。
まぁちょっと違和感はありますが、あくまで戦闘機械の駐機スタイルと考えるとありかな。
レイブレード展開。
本体の全長に匹敵するリーチを誇る必殺武器。
そもそも高速戦闘を得意とする機体。
懐に入られたところでこんなの繰り出されたら回避不能ですよ。
4枚展開状態のインパクトがすごい・・
ていうかこれもうドラゴンでしょ。
ビークルモードで。
ビークルモードでもレイブレードは展開できるのかな? まぁできるでしょうね。
でも、片側だけだとバランスとるの難しそう。
ゾアテックスモードならなんとか踏ん張れそうだけども。
タンデムシートで。
厳ついねぇ。
バイクモードでも。
う~ん、レイブレードが武器として圧倒的過ぎて既存のほかのヘキサギア相手だと圧勝するイメージしかないですね。
さて、ここからは恒例の組み換えチェレンジ。
インパルスバギー
まずはお手軽にバイクモードにパーツを追加。
バイクモードはシンプルなボディに六角穴も多く、前肢基部のフレームもそのまま残っているのでけっこう盛れます。
これをベースにいろんなタイプのビークルも組めそうですね。
レイブレード・コルニクス
通常版単体縛りで鳥類モチーフを組みました。
もっとシンプルにしたほうがよかったかなぁ。
各部の可動で飛行形態に変形できます。
あ、レイブレードのエフェクトに限定版のものを使ったので、厳密には単体縛りではないですね・・
ちなみにここでは武器というよりも飛行のために使用するイメージです。
レイブレード・スコルピオン
今度は限定版の単体縛りで、まぁいつものです(笑)。
レイブレードをハサミにするのが基本として、ガバナーシートがいい感じの尻尾にできましたね。
懲罰席? いや、この機体の搭乗位置としては最適解ですよ。
レイブレードもとい、レイシザース展開。
さすがにへたりますね。
レイブレード・ローラー
通常版の説明書の最後に紹介されていた、キットを2個分を使ったという人型作例を参考に、オリジナルの人型を目指したんですが・・胴体部分まではわりといい感じだったんですけどね。
どうにも格好いい人型を作るセンスがないようです。
V2ガンダムみたいになる予定だったんですが・・
ロード・インパルス【Reloadead】(試作機)
完全新規なので、旧版の外装パーツとの互換性はないです。
当然派生キットのロード・インパルスとの互換性もないわけですが、付けられそうなパーツだけ付けて少しでも近付けみました。
頭部から首は丸ごと交換してますが、バランスは決して悪くないですね。
尻尾はお尻に5㎜穴があるので、ジョイントを追加して取り付け。
位置的には原型よりも自然です。
ストライクエッジは本来の位置には付けられなかったので、ビークルモードで後足と固定するためのジョイントにパーツ追加で取り付けました。
自由度は上がってるけど、やっぱり取って付けた感が強いですね。
誕生の経緯を考えるとロード・インパルス【Reloadead】が開発されることはなさそうですけど、キットとしては外装変更でリリースはできるだろうな。
レイトール
ブイトールに通常版リローデッドのパーツを強化パーツとして取り付けてみました。
方向性としては防御力と機動性の強化。
各部のタイヤは増幅機能を備えたヘキサグラムストレージという態で、レイブレードもそのままの武器ではなく、スラスターに見立てました。
意外にボディがぼってりしてるブイトールのシルエット改善も、いい感じに果たせたんじゃないかと自負しております(笑)。
以上、“レイブレード・インパルス【Reloadead】” でした。
ヘキサギア第1弾キットを最新の技術でリメイク・・いや、リローデッド。
ここに新たなるフラッグシップが誕生しました。
今にして思えば不満のあった本体の脆弱性や可動域の狭さは軒並み改善され、一方で旧版の雰囲気を壊さないまま最新の第3世代基と並んでも遜色ない生物的表現も取り入れられ、シリーズでも一際ヒロイックなデザインはより洗練されたものとなりました。
ビークルモードの変形も、簡単ですが固定用のジョイントが追加されてかっちり感が増し、ストレスフリーな仕様に進化。
ギミックも多数追加され、とくに名称の由来にもなっている必殺武器、レイブレードは基部の展開に加えてエフェクトパーツがやり過ぎなくらいに大型化されたことで、そもそも規格外の兵器であったことを思い出させてくれました。
まぁ、旧版のエフェクトがわりと大人しかったもんだから、忘れちゃってましたよね。
マスターブートレコードBOXに付いてたものは、新規造形に偏光メッキでそれなりに特別感ありましたけど。
当然のようにそれを上回ってきた今回のコレクターズエディション・・エフェクトを4枚付けた状態の迫力なんてもう・・アグニも軽く墜とせそうじゃないですか?
ほかにも、ガバナーシートを丸ごと外せたり、タンデムシートと交換できたり、さらには完全にバイクできる専用パーツも付いてきたり。
キット単体でもいろんなバリエーションが楽しめますし、組み換え素材としても面白いパーツが盛りだくさんで、とにかくボリューム感とあとサービス精神を強く感じました。
さて、間もなく7周年を迎えるヘキサギア。
まだ多数の新作キットがスタンバイしていますが、おそらく今年もあるだろう周年配信番組でさらなる発表、サプライズも期待できそうですね。
いったいどこまで行くんだこのシリーズは・・
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。