今回のレビューは、ノンスケール メガミデバイス より、

“A7 高幡 のどか” です。

 

 TVアニメ、“アリス・ギア・アイギス Expansion” の主人公、

“高幡 のどか” が、

専用ギアを装備したアクトレス姿で、メガミデバイス × アリス・ギア・アイギスコラボキットシリーズから発売されました。

 

 少女(アクトレス)たちを率いる隊長となって謎の機械生命体、ヴァイスと戦うシューティングアクション × 育成シミュレーションとして高い人気を誇るスマホアプリゲーム、アリス・ギア・アイギス。

 ゲームの製作発表段階でfigmaやメガミデバイスによる立体物の展開は告知されており、その後も多数のメディアミックスが行われてきましたが、ゲームの配信開始から4年、待望のTVアニメ、“アリス・ギア・アイギス Expansion”の放送がスタート。

 メガミコラボでしかアリス・ギアを知らなかった僕としては、これでようやく世界観やキャラクターについて深く知ることができる! と思ったんですが・・

 アニメの内容は本来のストーリーから外れたパラレル要素の強いもので、ぶっちゃ日常系の逆アニメでした。

 ジャンル的に嫌いではないのですが、ちょっとドタバタし過ぎていたのと、そもそも期待していた方向性ではなかったので、結局3話くらいで見なくなっちゃったなぁ。

 ともあれ、そのTVアニメで主人公となったのが、アニメオリジナルの新キャラクターである高幡 のどか。

 アニメ放送終了後にコラボ枠でゲームにも実装されたそうですが、アニメの主人公が完全な新規キャラだったことには賛否あったかもしれませんね。

 しかし、個性的な既存キャラたちに埋もれることのない独自の属性を与えられ、十分にアニメ主人公としての役割は果たしたのかと(3話しか見てないやつがなにを言ってるのか・・)。

 今回のメガミコラボキットが、アニメ放送終了からほとんど間を開けずに発表、予約解禁となったのもアニメの反響の大きさゆえだったろうと思います。

 ただ、予約解禁から発売までにおよそ1年という、異例のスパンとなりました。

 コトブキヤに限らず、多くのプラモデル、トイ等は予約からおおよそ半年ほどで発売となるケースがほとんどですからね。

 まだ準備段階だけど、アニメの興奮醒めやらぬうちに・・ということだったのかな。

 

 それでは、レビューしていきます。

 キットはパチ組みに付属の水転写式デカールの一部を貼っています。

 

成子坂製作所所属 高幡 のどか

 比良坂 夜露に憧れて彼女が所属する成子坂製作所を訪れた少女。

 アクトレス試験は不合格だったため雑用係としての入所を希望していたものの、夜露たちの説得、特訓の末さらに二度の不合格を経て三度めにようやく試験を突破しアクトレス免許を取得。

 成子坂の面々に温かく迎え入れられ、晴れて新人アクトレスとして歩み出そうという日に、アキ作戦(ゲーム本編でも重要なミッションらしいです)での独断行動を理由に成子坂製作所が営業停止命令を受けてしまう・・

 とまぁ、そんなことからアニメはスタートするわけです。

 今回のレビューを書くにあたり、アニメのストーリーをざっくり追ってみたのですが、終盤はけっこうシリアスな展開になってたみたいですね。

 のどかにとってもなかなかヘビーな結末というか・・

 

素体モード

 アクトレスとしての基本スーツを纏った素体モード。

 メインカラーが黒なので、ちょっとエーススーツっぽい雰囲気もありますね。

 首許を覆う分厚い襟とスカート状の腰周りが特徴的。

 フェイス基部や太股など、一部の肌色パーツは金潟 すぐみの流用。関節パーツなども関連キットからの流用かもしれません。

 腰部前垂れの左右位置にある赤いディティ-ルは塗装済み。ほか、おおまかな成型色で再現されていますが、けっこう細かく色が足りません。でも、今回はもうそのままにしてます。

 最近は部分塗装すら億劫で・・

 

 頭部アップで。

 ヘルメットみたいな前髪のカットがなかなか面白いですね。

 後ろ髪は左右でシニョンにまとめていて可愛らしい。

 というか、後ろから見るぶんにはこの前髪は想像できない・・(笑)。

 なお、シニョンについては軸接続ですが後頭部とかっちり噛み合う造形になっているため固定です。

 

 フェイスパーツは3種類

正面向き微笑顔

右向きキリッと顔

正面向き鼻血顔

 可愛らしい微笑顔、格好いいキリッと顔ももちろんよいですが、なんといってものどかを表現するうえで外せない鼻血顔ですよね。

 のどかのキャラクター性を決定付けた、彼女の代名詞といっても過言ではない、鼻血(笑)。

 おそらくガルプラ史上初の鼻血プリント。まぁ、思ったより控えめですが。

 鼻血以外にもぐるぐる目や浮かんだ汗のクオリティも文句なしです。

 興奮すると鼻血が出てしまうという体質ののどかですが、ほぼ夜露絡みの場面で流しているため、ほぼ変態(笑)。

 なお、フェイスパーツはメガミ × アリス・ギアキット間で互換性があるので、なにかと楽しめそうですね。何個か欲しい・・

 

 身長は意外と高いのどかですが、胸部のボリュームは控えめ・・ 

 いやこれ、ひょっとしたら中学生たちよりもない、かも?

 

 特徴的な襟はいわゆる肩胛骨パーツと一体になっているため、腕を前方に引き出すとぱっくり割れてしまってちょっと違和感。

 バックパックと繋げるような構造のほうがよかったような・・

 

 ハンドパーツは、PVC製でリストジョイントを噛ますタイプが5種類10個。

 ちなみにリストジョイントは余剰扱いのものも含めて9個組めます。惜しい、1個足りない・・

 PVC製の軸一体タイプの持ち手が2種4個。

 あとABC製1軸可動の持ち手も付属しています。

 手持ち武装の保持はこのABS製が安定しますね。

 

 腰部、前垂れパーツは通常タイプと靡きタイプが付属。

 靡きタイプに交換することで90度近い腿上げが可能になります。

 また、サイドのスカートも可動しますが、保持力はほぼなく、自重で元の位置に降りてきます。

 そもそも開脚幅にもほとんど影響ないですね。

 

武装モード

 まず本体のみで。

 素体モードから前髪をアクセサリ付きのものと交換し、腕部も上腕以下、脚部も太腿以下をそれぞれギアパーツと交換します。

 頭部や胴体部分で細かいパーツを付け換える必要ないのはありがたいですね。

 黒色メインだったスーツに対し、ギアは白色メインでガラリと印象が変わります。

 

 前髪はヘッドギアっぽいアクセサリを装着した専用のものと交換。

 アクセサリは可動し、バイザーのように顔の正面に下ろすこともできます。

 緑色の部分は塗装済みです。

 

SL-HEDY24MkX T/B

 のどかの専用ギア。

 Tはトップス、Bはボトムスの略で、本来はオプション類も含めた名称だと思いますが、とりあえず本体パーツのみ見ていきます。

 

 腕部はわりとシンプルなメカ腕になっていますね。

 側面のロゴ(?)はデカールです。

 3㎜穴だったり武装マウント用のダボだったりといった拡張性はなし。

 ハンドパーツは素体モードと共用です。

 

 脚部はかなり延長されています。

 腕部とは対照的にけっこうごてごてしたデザイン。

 フレームに外装を被せていくような構造で、細かいスリットまで成型色で色分けされています。

 膝中央のロゴもデカールですね。デザインは腕部と同じで、色が赤になっています。

 爪先、踵はそれぞれ二叉に分かれたような形状ですが、イマイチぴったりとは接地できません。

 まぁそれでも、本体だけならとりあえず自立できます。

 飛行状態では爪先は伸ばす感じですかね。

 この脚部に限らず、ギアパーツ各部にあるセンサー(?)はだいたいクリアパーツの裏にシルバーのプラスチックシールを貼る仕様で、きらきら光って綺麗です。

 なかにはほとんど目立たないものもありますけど。

 

 では、オプションにショットギア、クロスギアも全部フル装備状態で。

 のどか本体の全高に匹敵するサイズの円錐形のバインダー型ピジョン(遠隔攻撃端末)を左右に2基ずつ、計4基翼のように背部に配置。

 腰部左右にも大型のブースターユニットを1基ずつ備えています。

 背部に攻撃端末、腰周りにブースターというオプションの配置はすべてのアクトレスで基本パターンのようですが、各オプションの形状やサイズや様々。

 こののどかについては・・とくに攻撃端末がでかいです。

 そのため、トータルのボリューム感はシタラ ガネーシャに次ぐレベル。メガミシリーズ全体を見渡しても上位に入ると思います。

 自立は・・できないわけではないでしょうが、かなり厳しいですね。画像では素直にスタンドを掴ました。

 オプション類については、本来はそれぞれ独立して宙に浮いているのですが、プラモやフィギュアの立体物では当然そんなことできないので、オリジナルのジョイントアームを使ってマウントするという方法を採っています。

 本体への接続は腰部の一点、3㎜軸のみです。

 

 本体を取り外すとこんな感じ。

 ジョイントアームのみで。

 各可動部は5㎜軸接続で保持力も・・少なくとも今のところは十分。

 ただ、経年で緩くなるのは避けられませんね。

 

LTフェアリーS

 レーザー砲としてだけでなくそのまま物理攻撃やシールドとしても機能しそうな大型ピジョン2基と、その基部も兼ねるビーム砲のセットを背面左右に1組ずつ装備。

 ちなみにピジョンというのは、ガンダムでいうところのビットやファンネルと同じ、遠隔操作端末ですね。今さら知りました(笑)。

 攻撃だけでなくいろいろな機能を持つピジョンがあるようです。

 

 基部のビーム砲とピジョンラックはジョイントアームで接続され、上下、前後と柔軟に可動。

 ピジョンはラックから取り外すことが可能。

 裏面に3㎜穴、3㎜軸があるので、適当なスタンドを使って攻撃状態でのディスプレイが可能です。

 ピジョンを取り外したラックはこんな感じ。

 ちなみにラックとその横の十字の小型のバインダーのようなパーツは無限連結が可能なので、キットを複数個使えば・・

 

 ピジョンラックの基部にもなっているビーム砲。

 左右で共通かと思いきや、地味に内と外でセンサー部分の色が違います。

 砲口は3㎜穴になっていますが、今回マズルフラッシュやブーストのエフェクトパーツは付属しないんですよね。

 

 

サンダーストロークS

 名称は違うかもしれません。

 ボトムスギアに含まれる、大型のブースターユニットですね。

 前から思ってたんだけど、アクトレス本体と接してないブースターってどういう理屈で機動性を付与してるんだろう?

 メインスラスターの正面は・・これもビーム砲かなにかなのかな? やはり3㎜穴になっています。

 後部はスラスターは上下に展開します。

 

 バインダー状のサブスラスターはジョイントアームにより可動。

 スラスター内にも3㎜穴があります。

 ウイング部分ののグレーのラインはデカールです。

 

ショットギア ヤーナー6改

 長砲身のスマートガンタイプのショットギア(射撃武装)。

 細かい分割でほぼ設定のカラーリングが再現されていますが、とくにギミックはなし。

 これまでの同シリーズキットでは銃口に専用のアタッチメントを付けることでマズルフラッシュエフェクトパーツを付けられたりもしましたが、そういったこともありません。

 手で保持する以外、本体のどこかにマウントできたりもしません。

 

クロスギア ヤーナー07GEN3

 両手剣タイプのクロスギア(格闘武装)。

 刃の形状的に刀のような片刃の剣っぽいですね。

 柄が長いので両手持ちもらくらくです。

 鞘などもなく、やはり抜き身で保持する以外、どこにもマウントできません。

 そもそもアクトレスの武器って任意で転送とかされたりするものなのかな?

 

ニューフライングベース

 クリアブラック成型のニューフライングベースが付属。

 いつもの先っちょ丸い棒タイプのスタンドや、それのベースを流用した可動支柱タイプのスタンドは付属しません。

 まぁ、フル装備時の表面積を考えれば、あのベースで安定するはずもないので当然でしょうね。

 

比較画像

 記念すべきコラボ一人めのA1 吾妻 楓と素体モードで。

 のどか憧れの夜露はfigmaにとられてしまったのでね・・

 やっぱり、メガミとfigmaとでキャラ被りは避けるような取り決めとかあるんでしょうね。

 と、それはともかく、のどかが意外と大きいんですよね。

 ちなみにコラボキット第1弾の楓さんはまだ初期のマシニーカベースでプロポーションが最適化されていないので、あらためて最新作と並べると貧相というか、なんか可哀想になりますね。

 皆伝でプロポーションは改善されて、顔もずっと可愛くなったからいいけど。

 

 武装モードでも。

 ユニコーンとクシャトリヤくらいの差があるな・・

 のどかのピジョン4機だけで一般的なアクトレスのギア上下と同じくらいのコストかかってそうですね。

 

メガミデバイス × アリス・ギア・アイギス 吾妻 楓 の レビュー - 退屈と惰性と (weebly.com)

 

 A2 兼志谷 シタラと素体モードで。

 成子坂所属アクトレスでこれまでメガミ化されているのはシタラだけだったか・・

 それにしてもシタラは小っちゃくて大っきいですね。

 のどかは逆に大きくて小さい・・

 

 武装モードでも。

 メガミ全体・・いや、ブキヤガルプラ全体を見ても最大クラスのガネーシャと並ぶとさすがに大人しく見えますが・・

 横幅だけなら負けてない!

 

メガミデバイス × アリス・ギア・アイギス 兼志谷 シタラ Ver.ガネーシャ レビュー | 退屈と惰性と 改 (amebaownd.com)

 

以下、画像

 まず素体モードで。

 マシニーカベースなので可動性は十分。

 しかし、BUSTER DOLLやプリンシパルを触ったあとだとやや物足りなくは感じますね。

 やっぱり股関節の可動が一体か独立かで、感触はかなり違ってくるなぁ。

 

 前垂れパーツをなびきタイプにしておけば立て膝もばっちり。

 抜群のバランス感覚でこんなポーズでも自立可能です。

 実際には安定させるまで数分かかったけど・・ 

 

 ともあれ、鼻血顔が面白い。

image

 こういうデフォルメ系のフェイスパーツもっと欲しい。

 

 これは、なにかいかがわしいVRを体験しているのどか。

 ヘッドギアの可動と位置関係が絶妙。
 
 武装モードで。

 なんといっても4機のピジョンのインパクトが大きい。

 マウント状態では真っ直ぐ横に広げるよりも角度を付けて上に向かって広げると一種の神々しさすら感じられます。

 ライフル、剣もそれぞれボリュームがありますが、重さはそれほどでもないため片手で持っていても腕がへたるようなことはありません。

 ABS製の持ち手を使えば保持も安定します。

 

 ピジョンの先端を後方に向けて巡行モードっぽく。

 のどか本体を包むような配置で抵抗を軽減し、高速で飛行することが可能・・みたいな。

 ブーストエフェクトを借りてきてサブスラスターに取り付けてみましたが、メインスラスターにも付けられればよかったなぁ。

 イマイチ速度間が表現できない・・

 

 今度は逆にピジョンの先端を前に向けて。

 火力はこれまでにメガミコラボで登場したアクトレスのなかでも一番かな?

 すぐみとどっちが上だろう?

 今回付属しなかったSPギアも含めれば圧勝だった気がしますが。

 

 続いて前面に展開してシールドっぽく。

 このスタイルで大気圏も突入できる・・きっと。

 

ま「行け! ピジョン!

 いや、でか過ぎるだろ・・

 本体とほぼ同じサイズ感の遠隔攻撃端末。

 ラスボスかな? ラスボスだったわ・・

 

 では恒例の、武装パーツだけ使ってなんか組むのコーナー。

 まずはビークル系ということで、

SL-HEDY24MkX ビークルモード

 これはまぁ、オプションをジョイントアームに付けたまま、各部の可動を利用してして変形させたものですね。

 案外綺麗にまとまってくれました。

 ライフルと剣はピジョンと小型バインダーとで挟んでいるだけです。

  フォルムだけだとティターンズの可変MAっぽい。

  ジョイントアームの基部がちょうどシートのような配置になって、まどかがぴったり搭乗可能です。

 搭乗というより合体した感じにも見えますね。

 これはお手軽にいいものができたと思います。

 

 続いて生物系・・で結局こうなる。

SL-HEDY24MkX スコーピオンモード

 我ながら、なにがここまで駆り立てるのか・・(笑)

 やはり大型ピジョンの主張が強くてですね。

 これ、単体でもなんか虫っぽく見えるなぁ・・とか思ってたら、気付いたらハサミになってましたね。

 尻尾の構成には少し苦労しました。太腿側の接続径が4㎜でなく、5㎜ないし3㎜だったならもう少し簡単だったろうなぁ。

 というか、このところのM.S.Gを纏うという提案系のメガミだったり、最新のBUSTER DOLLシリーズなんかと較べると、メガミ × アリス・ギアの武装パーツは汎用性がかなり低いですよね。

 そもそもアリス・ギア・アギスのキャラクターを再現するシリーズですから、オリジナルの組み換えは基本考慮されていないわけで。

 まぁ、パーツ単位までバラせばまた違うでしょうが、ある程度組んでしまうと、組み換え素材としてはなかなか難しいです。

 3㎜穴がほとんどないですからね。

 そんなことで、このサソリもけっこう苦心の作だったりします。

 ライフルは載っけただけ。

 尻尾の先は、剣の柄が件の脚部の4㎜穴に上手く嵌まった次第です。

 こんなのに出遭ったら鼻血も出ますわ。

 

の「なんで夜露先輩はメガミ化されてないんですか? こうなったらシタラちゃん人形の慰めてもらうしか・・

 スパァァーンッ!!

 僕も最初はアリス・ギアの主人公は楓さんだと思ってましたよ・・

 figmaも昔はちょこちょこ買ってたんですけどね。けいおんとか化物語とか。

 いつの間にかガルプラにシフトしてましたね。

 まぁそんなわけでうちには夜露がいないので、のどかはただの変態キャラになりそうです(こら)。

 

 以上、“高幡 のどか” でした。

 

 愛花ちゃん以降のアナザー版は我慢することにしたので、個人的には久々のメガミ × アリス・ギアキットでした。

 素体モードでは一部流用パーツを使いながらもアニメデザイン通りのプロポーションで特徴的なスーツ姿を再現。

 キャラクター性を象徴する鼻血顔のクオリティが最高ですね。いろんなシチュエーションで使える汎用性の高さも魅力です。

 そして4基の大型ピジョンが目を惹く武装モード。

 メガミコラボではシタラ ガネーシャに次ぐボリューム感で、第一印象ではまたなにかと気を遣わなければならないキットかと警戒していたのですが、ネックと思われたオプション類は一手にマウントするジョイントアームがしっかりしていることもあって保持力は十分。本体可動に干渉するようなこともないですし、パーツのポロリもなしと、むしろ過去一扱いやすいとすら思えるほどです。

 そもそも、初期のキットと較べるとめちゃくちゃ組みやすくなってますよね。

 まぁ、同じものを複数個組む・・という工程が多いので、ちょっと中弛みしてしまいそうなところはありましたが。

 武装パーツに関しては成型色での色分けもかなりの精度。素体モードも色分けはもうちょっと頑張ってほしかった気はしますけどね。

 素体モード⇔武装モードの組み換えも楽々。楓さんやシタラの組み換えは面倒だったもんなぁ・・

 いやぁ、進化を感じます。

 不満というほどのことではないんですが、シリーズではおおよそ付属していたエフェクトパーツ類、それとSPギアも今回は付属しなかったのはちょっと残念でしたね。

 でも見ためのクオリティはもちろん、遊びやすいよいキットだと思います。

 

 さて、恒例のアナザー版にですが、すでにこののどかのアナザー版もキット化は決定しているようです。

 メインカラーが白からピンク系に、ピジョンも先端ぶが巨大なキャン砲のようなものに変わっているようですね。

 アナザー版の発売はノーマル版のだいたい1年後という感じなので、秋か冬頃には予約解禁されるんじゃないでしょうか。

 まぁ、僕は見送り決定してますけど・・

 今後、まだほかのアクトレスがメガミ化されることはあるんでしょうかね。

 バーベナが揃ったことを思うと、トライステラ☆が揃って欲しいですね。

 DTAで揃っちゃってるけど・・

 

 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。