今回のレビューは、ノンスケール メガロマリア より、
“ルビーアイ” です。
コトブキヤの新シリーズ、“無限邂逅 メガロマリア” より、早くも第２弾キット、
“ルビーアイ” が、
発売されました。
今回は同時発売のオプションパーツセット、
“メタモルフォーゼユニット エクスアーマー ホワイトナース” も、
併せてレビューしていきます。
月刊メガロマリア創刊第２号ということで、看護師モチーフのルビーアイです。
女性型の基本形となるプリンシパルと同型の素体に単品発売もされるメタモルフォーゼユニット（オプションパーツ）、エクスアーマー ホワイトナースを装着したタイプで、プリンシパルよりもボリュームのある内容になっています。
メタモルフォーゼユニット・・その名の通り、装着することでまた別の特性を持った存在に変身するオプションということですね。
メガロマリアは変身ヒーローものとはちょっと違うようですが、主人公たちの分身であるアナザーには変身能力があるということなのか・・？
今後いろいろとバラエティに富んだメタモルフォーゼユニットが発売されて、アナザーたちを変身させてくれることでしょう。
ホワイトナース以降とくに情報ないけど・・
それでは、レビューしていきます。
キットはパチ組みしたのみです。
アナザー ルビーアイ
かつて篝火真里亞から開花した「自虐」の アナザー。
白衣の天使と見紛う外見だが、その言動は残酷で制御困難。
巨大なメスを連結した武器「スカルペル」にトリガーの血液を纏わせ、暴力的なまでの力で敵対者を蹂躙する。
幼い少女のように無邪気な性格で、真里亞のことを「お姉ちゃん」と呼ぶ。
・・以上、公式サイトより。
プリンシパルが変身した姿じゃないんだな。
というか、１人の人間から複数のアナザーが開花するのか。
いや、かつてというから、そのときの精神状況なんかで開花するアナザーの性質も変わってくるということですかね。
今はもう出てこないってこと？ よくわからんな・・
プリンシパルと同型の素体にナースキャップやナース服をイメージしたアーマーを纏ったデザイン。
ミニ丈のナース服のようなシルエットはプリンシパルよりも女性らしさが増した感じがします。
メインカラーは淡くピンクが混ざったホワイト。
差し色として入るクリアおよび非クリアのレッドは血液をイメージしたものでしょうね。設定的にもサイコな感じだし。
キットは、プリンシパルをほぼそのまま流用した素体に、単品販売もされる新規造形のメタモルフォーゼユニットを追加した内容。
わずかですがプリンシパルから省かれているパーツもあるので、色違いのプリンシパルとして組むことはできません。
フェイスを除くオプション類をすべて取り外した状態がこちら。
赤みがなくなったのでかなり地味になりましたね。
細身ですが、腰周りなどしっかり丸みがあってちゃんと女性型と思えるプロポーションになっています。
脊椎に相当するパーツもそれぞれ個別パーツになるだなぁ。
当然、基本仕様は当然プリンシパルと同様で、手首は３連リストジョイントタイプとノーマルタイプを選択可能。
お尻のパーツも左右一体型か、分割型を選べます。
おぉ、セクシー・・
分割型は脚の前後開脚が幅が広がるものの、ちょっと外れやすいのが難点・・
太腿のヘキサ孔カバーについては、取り外しに便利なダボ付きのもののみ。
プリンシパルに付属したフラットタイプは今回付属しません。
メタモルフォーゼユニットの内容がこちら。
単品販売のエクスアーマー ホワイトナースもまったく同じ内容で、省かれているものも追加されているものもありません。
一部成型色が違ったりするかもと思ったんですが・・
ではあらためて、オプション類を装着した状態で細部を見ていきます。
ヘッドギアはナースキャップをイメージしたものに。
赤い部分はパーツの裏打ちで再現されます。
この模様も目ののように見えてちょっと不気味かもしれない・・
フェイスパーツは２種類付属。
デフォルトの右目を眼帯で覆ったもののほか、両目が露わになったものが付属。
目および頬を縦に走る赤いラインはクリアパーツの裏打ちで再現されています。
なお、プリンシパルにあった眼球可動ギミックは今回はなし。
眼帯はフェイスと一体成型で当然同じ色なので、遠目だとせっかくのデザインがちょっとわかりづらいですね。シルバーとかで塗ったらいい感じかも。
フェイスパーツ、前髪パーツはそれぞれ同シリーズのプリンシパル、そして創彩少女たちと互換性があります。
今回は暦の髪パーツやフェイスパーツと交換してみました。
眼鏡もなかなかシュールでいいですね。
胸部と肩にはそれぞれアーマーを追加。
今回は肩アーマーに３㎜穴がないんだなぁ・・
スカートのような腰部アーマーは前後左右、それぞれ可動します。
脚部の広可動域を阻害しません。
装備類
ライフブラッドタンク
輸血パックをモチーフにしたバックパック。
背面に５㎜軸で取り付けるのですが、新規造形の脊椎パーツで背中に５㎜穴が追加されています。
なんでプリンシパルにはなかったのか・・
胸部アーマーと接続される輸血チューブっぽいパーツは硬質クリア製で５㎜径。
タンクへ接続口は４つあるんですが、胸部アーマーと接続する場合は外側の２つへの取り付けで固定です。
側面には可動する３㎜軸ジョイントを備え、後述のスカルペルなどをマウントできます。
スカルペル
メスをモチーフにしたソード。
２本付属し、専用のアタッチメントを使うことでダブルエッジモードにできます。
前後どちら向きでも連結できます。
インジェクター
注射器モチーフの武器。
無色とレッド、２色のクリアパーツでシリンジの中に充填された血液（？）が再現されていて怪しくも綺麗です。
３連リストジョイントに装備され、そのままジョイントの可動を利用して前に向けたり、取り外してグリップを展開することで手に持たせることもできます。
銃ということでいいのかな？
デフォルトの針の向きがちょっと気になりますが、回転できるので問題なし。
ライフブラッドカプセル
錠剤モチーフのカプセルユニット。
５㎜軸で腰部左右のサイドアーマーに２つずつ、計４つをマウントできます。
とくになにという設定はないので、見ため通りの治療系のアイテムとか、あるいは爆弾とか、いろいろ適当に設定付けて楽しめると思います。
公式特典
コトブキヤショップ購入特典として、無色クリア成型のまどかのポニーテル髪パーツが付属しました。
例によって見辛くてすみません・・
通常の後ろ髪パーツの代わりに付けると、放熱フィンみたいな感じになりますね。
プリンシパルに付属の無色クリアのまどか前髪パーツと組み合わせると、こんなこともできます。
いったなにがあった！？
まぁ、本人笑顔なんで大丈夫でしょう（笑）。
なお、あくまで髪部分しかないので、基部パーツはどのご家庭にも３、４人はいるまどかのポニーテール頭部をバラして拝借する必要があります。
比較画像
プリンシパルと。
プリンシパルと較べるとルビーアイは随分と重装になっていますね。追加装備と成型色変更のおかげでガラリとイメージが変わっています。
それでも一、時のボリューム過多のガルプラを思うとぐっとシンプルです。
これくらいが扱いやすくていいよ・・
以降、ノーヴィス、シーカーと女性型が続きますが、それぞれ少ないパーツ変更でしっかり個性付けができているようで。
ただまぁ、あくまで本体は一緒なので、さすがに３つ４つと続くと飽きてくる可能性はありますが・・
メガロマリア プリンシパル レビュー | 退屈と惰性と 改 (amebaownd.com)
プリンシパルにホワイトナース装着。
もちろん、プリンシパルベースでもホワイトナースは過不足なく装着可能。
武装が豊富なので同じ装備でもそれぞれスタイルを変えられるのもいいですね。
以下、画像
女性型アナザー素体の高い可動性については、すでにプリンシパルのレビューでがっつり書かせてもらったので、今回はホワイトナース由来の豊富な武装、オプション類を用いたポージングをいろいろと。
まずスカルペル、単体状態で。
一応ソード・・剣ということになっていますが、単体状態でもショートスピアといった雰囲気ですね。
片手で扱うにはなかなか腕力が要りそう。
連結したダブルエッジモードで。
肩の可動域のおかげで両手持ちも無理なく可能。
大胆に振りかぶるポーズもばっちりです。
インジェクターで。
取り外して手に持たせると二丁拳銃のような感じに。
そしてこんなポーズでも自立できるバランスのよさ。
そんな可愛い子ぶっても・・むしろ怖いわ（笑）。
これが一粒で全回復かつ全パラメータ一時上昇効果も持つライフブラッドカプセルよ！
副作用すごそう・・
ホワイトナースの装備位置を変更して、
ルビーアイ アサルト仕様
・・う～ん、案外３㎜穴少ないので、自由度はあまり高くないですね。
Ｍ.Ｓ.Ｇのジョイントとか、ほかからパーツを借りてくればもう少しやりようもあるかもしれませんが。
まぁ、これはこれでけっこう気にいってます。
ホワイトナース追加で、
ダブルルビーアイ
ホワイトナース２倍で攻撃力も防御力も二倍！
さらにタンクモードに変形するぞ！
なかなかそれっぽいんじゃないですか？
アナザーの高い可動性を活かして可変機をでっち上げるが楽しいんですよね。
まぁ、実際のところは前屈させたり脚を曲げたりといっただけなんでので、オプションでどれだけ雰囲気を醸せるかというところなんですが、そういう意味でも今後のメタモルフォーゼユニットのラインナップには期待したいんですけどね・・
そして、もう一つホワイトナース追加で、
トリプルルビーアイ
なんで単品ホワイトナースを２つも買ってるのか・・（笑）
せっかくなので３倍モードにしてしました。
さすがにすべてのパーツを盛ることはできませんでしたが。
もちろん（？）変形しますよ。
名付けてルビーフォートレス！
さらにルビートップとルビーベースに分離も可能。
あるいはルビーアタッカーとルビーナッターでも可。
暦「ペルソナ！
違うよ・・（笑）
でもやりたくなるよね。
自愛と自虐の戦い・・
基本スペックは多分同じなんでしょうが、スキルの豊富さでルビーアイに分がありそう。
プリンシパルのパワーアップバージョンとかも出そうですけどね。
あ、メタモルフォーゼユニットがその役割なのか。
早く続報が欲しい・・
看護師「風邪ですか・・とりあえずお注射しておきましょうね。袖を捲ってください。
まどか「ちょっと注射器でか過ぎない！？
暦「まどかさんにはそれくらいでないと効かないんですよ。
まどか「どゆこと！？
以上、“ルビーアイ” でした。
メガロマリア第２弾にしてシリーズのキモにもなりそうなオプションパーツ、メタモルフォーゼユニットをセットにしたルビーアイ。
非常にシンプルだった第１弾のプリンシパルと比較してボリュームもあり、素体モード⇔武装モードという仕様はメガミデバイスなどに近い感覚です。
本体についてはプリンシパルほぼそのままで、それは今後発売される女性型アナザー全般に言えることでもあるのですが、高い可動性のおかげで様々なアクションポーズがバシバシ決まるのは気持ちがいいですね。
オプションパーツについてはエクスアーマー ホワイトナースとしても単品発売されているので、今後発売される女性型アナザー用に複数所持して看護し部隊を編成するのもよいと思います。
可愛らしいナースモチーフのアーマーに豊富な武装でアクションシーンの幅がぐっと広がります。
ただ、案外汎用性は低いというか・・とくにアーマーパーツは装着位置が限られてくるというか、組み換えのバリエーションなどはあまり考えられていない感じがしますね。
シリーズのコンセプトであるリビルドは、あくまで他シリーズとの組み合わせ前提なのかな？
まぁ、今後メタモルフォーゼユニットの種類が増えてくると、もっといろいろ試せるのではないかと思うのですが・・あんまりそっち方面の情報がないなぁ。
男性型アナザーもちょっと予定より遅れているようで、急遽また女性型のバリエーションが挟み込まれるようです。
・・う～ん、新シリーズなのにバリエーション５連チャンはさすがに飽きられないか？ と少し不安も感じます。
女性型２、男性型１、オプション１、くらいの繰り返しだとメリハリも出たと思うんですけどね。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。