建設業に長年従事している私のよく困ることが,
常時いている作業員だけでは仕事が熟せなくて,
外部の業者さんに応援してもらう時の最近の ”あるある” なんですが
1.以前はダブルピックタイプの車両を持ってらっしゃる方が多かったのですが今はやたらとハイエース!
ハイエースはいい車なんですが,私が求めているのは人を運ぶ能力よりも資機材・ボンベ等を運べる能力が高い車両(笑)
2.手工具をほとんど持ってこない。弊社は配管をメインとしている会社なんですがグラインダー・溶接面に始まって体一つとは言わないまでも,体と保護具のみでの応援!
そのくせ一人前以上のお金を求める~(笑) これもランクイン!
3.私的に一番困るのが
資格を一切あるいはほとんど持っていない
今まで何の仕事をしてきたのやら(笑)
この中で今回は3番の資格に関しましての
お願いと愚痴ですね!
そもそも建設業における資格ってめちゃくちゃあるんですが大きく分けて
・特別教育
・技能講習
・免許
この3つかなと!
まず特別教育とは,公的に外部でしていてだける場所も複数あるのですが,一般的には「その業務に精通した事業主さん」が作業員さんを安全に仕事をしていただくためにする教育かなと私は理解しています。
ただし具体的な内容については安全衛生特別教育規程により厚生労働大臣が科目や時間を定めていますので,いい加減にできるものではありませんので!
(技能教習修了などで上級資格を有する場合や、業務に関する職業訓練を受けている場合などは、特別教育の科目の全部もしくは一部に対して十分な知識や経験があると認められる労働者は、対象となる科目を省略することは可能)
他にも
・特別教育が実施されている時間は労働時間に含まれる
・特別教育を行ったら、受講者や科目などについて3年間その記録を
保存することが必要
等,中々細かく決められていますので やったことにして資格証だけ作るのはやめましょうね。
※先日偽造特別教育修了証(やっていないのにハンコだけ押した代物)を持ってきた輩がいましたがバレますよ。見るものが見れば。資格に伴う実力・知識が無いし,日付などの矛盾点が生じますからね~
・次に技能講習とは,各地方の教習機関や建設系の協会などで、しっかりとした教育機関が実施するものです。
この技能講習も最近は持たずに平気に作業をしている作業員の多いこと!多いこと!
職人さんの人手不足から優秀(有資格者)な人の手が空いておらず,そのような方の需要があるからなめ腐った状態で放置されているのでしょうが。。。 こんな作業員は排除してくださいね。
真面目な方が存する時代ではダメですよ!
・そして最後の免許とは試験を受けて合格したものです。「特別教育」「技能講習」のようなセミナー形式ではないというのが大きな違いかなと。
まぁ~,色々と愚痴を書きましたが資格の重要性を皆さんが理解して取得していただけるといいのですがねぇ~。(笑)
あっ!私は上に書いたようななめ腐った方は二度とお声がけしませんから安心してよその仕事に従事していてくださいね(笑)