腱板断裂のお客様
定期的に来てくれるお客様
90歳になるおばあちゃま
来られると、
客「大変なことになったんよ。肩のどっか切れてるらしい」
客「痛くて腕が挙げれないんよ」
客「病院行ったら、薬くれたけど、あとは手術しないと治らないって」
客「歳も歳だから手術も勧めないけどって言われたわ。
でも、痛くてたまらんのよ」
タイ古式は、平素マットでの施術だけど、
このおばあちゃま、立ち座りが不自由なため、ベッドでの施術。
ベッドに腰かけてもらって、左肩を動かしてみます。
ある程度まで上げてもらうと、痛みが出てくるのですが、
手で腕を支えて挙げると、あまり痛みなく上まで挙がります。
私「腱板断裂って言われませんでした？」
客「ああ、それそれ」
肩関節周囲炎（四十肩）などの場合、
手を添えても腕を挙げると痛みはどんどん強くなり、挙がりません。
腱板断裂は、補助をすると痛み無く挙がるのが特徴。
私「うちでは治すことできないんですよ。
ただ、脇の筋肉まで硬くなってるので、
そこをほぐせば痛みは小さくできますよ。
それでいいですか？」
客「痛くさえなけりゃ、それが一番！
少し動かしても痛いしね」
思い当たるのは、2週間前くらいに転んで肩あたりを打ったとのこと。
高齢ともあって、動かさないと筋肉の硬化はどんどん進んでいきます。
腱板を構成する筋肉（棘上筋等）は触らずに、
脇下部の筋肉（広背筋、大円筋等）をゆるめ、
痛みを感じている三角筋もトークセンを使って血流の促進をはかりました。
※トークセンについてはこちら ⇩
〇〇の奥がゆるむ！？きこえてくる音色の正体トークセンとは | 岡山県/タイ古式マッサージ＆スクールなごみやのブログ (ameblo.jp)
約20分ほどかけて、肩回りの施術をし、
私「手を挙げてみてくださいね。」
客「あっ、痛くないわ。腕は挙がらんけどね」
筋肉の硬化による痛みの発症を防止するために、
1週間に1度、30分のメディカルケアを受けに来てもらうことになりました。
※メディカルケアについてはこちら ⇩
メディカルマッサージって何？（その２） | 岡山県/タイ古式マッサージ＆スクールなごみやのブログ (ameblo.jp)
いつまでも、痛み無く元気でいてほしいですからね。
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