昨日13回目の開催となる標記の催しが、広島国際会議場フェニックスホールにて開催されました。
和太鼓出演者は、単独演奏として「大慈〜あい〜」を、広響とのコラボでは「祭〜祝いの音楽世界紀行」の演奏で参加しました。
練習会場の確保が難しかったり、練習日程と都合がなかなか合わない中でも、メンバーは7月からの練習に汗を流しながら頑張りました!
初の取り組みとなる「大慈」ではメインの横打ちがどうしても必要で、呼びかけたところ2人が名乗りを上げてくれました!
大舞台での演奏、その緊張たるや如何ばかりかと察します!
さて、前日リハと当日のゲネプロ、本番や如何に?
この二日間大変だった事は数々ありました!
まず広響の指揮者が今回お初という事、全体の構成・演出・舞台監督がほぼ居ないに等しいという普通ではあり得ないコンサートだという事!
お初の指揮者(瀬山智博氏)については、とても丁寧な音楽づくりをされた事に深い敬意を表します。
これまでのリハ・ゲネプロはさっと終わる事が多く物足りなさと不安を感じていましたが、今回は時間をかけてとても的確な指示とアドバイスをもらいました!
しかし、その要望に瞬時に応えるという事はなかなか容易なことではありませんが、出来るだけ修正をして臨み、本番では、これまで感じた事のない程の指揮者と広響との心地良い一体感と充実感を味わう出来ました!
3グループのそれぞれのソロの曲のところでは、温かい拍手をいただきました!
単独演奏の「大慈」は、初の取り組みという事と打ち込みの時間不足という事で少し心配しましたが、横打ちにチャレンジしてくれた2人の頑張りに皆さんが応え、この曲に込められた思いを届ける事が出来たのではないかと思います!
演奏を終えた控え室では、皆さんの昂揚さらた表情が印象的で、口々に喜びと達成感を語られました!
また広響のメンバーのお一人が駆けつけてこられ、その思いを語っていただき、この上ない喜びとなりました!
舞台を観られた人の中には、私も和太鼓をやってみたいと思われた方がきっとおられることでしょう!
来年も会場を押さえてあるそうですが、マンネリ化しない、他の障害者の方も関われる企画になる事を切に願います!
関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした!
