昨日より日本列島は寒気にすっぽり覆われ、いよいよ冬本番!
ここ安佐南区民文化センターでは、毎年恒例の標記の催しの本番でした。
この催しは、東区内の「天水の丘」にある大学の短期大学部幼児教育科の卒業研究発表!
ギャラリーでのパネル発表とステージでの発表という内容です。
学生たちが大学で習得した保育に関する知識・技能を学外で発表し、地域の子どもたちや保護者の方々に楽しく夢のあるひとときを過ごしていただき、地域の幼児教育の発展に寄与することを目的に毎年開催されています。
今年度「和太鼓」を履修してくれた学生は13人。
夏休み前に前期の学内発表を行い、秋より卒業研究発表に向けてのオリジナル曲の練習スタート!
私は11月より練習に関わりました。
就職活動もあり練習に中々火がつかない!
毎年のことながら、曲を理解・暗譜するまでが大変です。
本番が日に日に近づいてくると学生たちの目つきも徐々に変化していきます!
昨日の最終練習でやっと皆の気持ちが一つになり、演奏にもノリと勢いが出てきました!
担当の先生のとても厳しい指導の中、学生たちは様々な葛藤を乗り越えて今日の日を迎えました!
朝からの慌しい仕込を終えて、午前のリハーサルと午後からの本番でした。
学生たちは朝から極度の緊張状態でしたが、互いに励ましあいプレッシャーを押しのけて、見事に集中した演奏を披露してくれました!
終わった後は、皆涙・涙・・・でした!
演奏曲は『天水の郷 花とその種子』。4年前に創作。
創作の発想・ヒントとなったのは、アニメ「おもひでぽろぽろ」の主題歌(原曲~THE ROSE)。
高畑勲氏日本語詩「愛は花、君はその種子」を紹介します。
優しさを押し流す 愛それは川
魂を切り裂く 愛それはナイフ
とめどない渇きが 愛だというけれど
愛は花 命の花 君はその種子
くじけるのを恐れて 躍らない君の心
さめるのを恐れて チャンス逃す君の夢
奪われるのが嫌さに 与えない心
死ぬのを恐れて 生きることができない
長い夜ただ一人 遠い道ただ一人
愛なんてきやしない そう思う時には
思い出してごらん 冬雪に埋れていても
種子は春 お陽さまの愛で花開く
学生たちが社会に巣立ち、世の中に様々にもまれ、多くの経験を積んで、やがて子どもたちからも憧れられるような先生=花になってほしいと願います!
今日は、ご来場の皆さま、関係者・スタッフの皆さまありがとうございました!

