このコンサートは、2009年より和太鼓で伺っている、社会福祉法人柏学園瀬野キャンパスで活動している「瀬野川ファミリーバンドの演奏会」として始まったコンサートで、今回で8回を数えます。
第5回よりキャンパスから瀬野福祉センターに会場を移して、地域の人たちにも親しんでもらっています。
また第4回からは、キャンパスに縁のある他団体との共演も恒例となってきました。
今回のプログラム第一部は、
「大野正信一座」と「やんちゃ太鼓スマイル」による和太鼓演奏3曲。
やんちゃ太鼓は発足以来数多くの演奏の機会に恵まれて、回を重ねるにつれて楽しく、堂々と演奏できる様になりました。
男女二つのグループホームで生活を共にしている彼らは、本当に優しくて、互いに助け合い支えあい、深い絆で結ばれています!
皆、温かい表現をしてくれます!
太鼓に続いては、「SGH15」によるダンスステージ。
月1回のダンスエクササイズの練習で心と身体を開放しています。
やんちゃ太鼓のほとんどのメンバーも加わってのダンス。
講師の先生の豊かな表現に導かれて、太鼓とはまた一味違った表現をしてくれました!
休憩をはさんでの第二部は、
本日メインの「瀬野川ファミリーバンド」のステージ。
前半は、バンドマスターの指揮と職員のピアノ・キーボードに乗って、傷害のある仲間たちの器楽演奏5曲。
太鼓・シンバル・鉄琴・ボンゴ・タンバリンの楽器で、小気味よく気持ちよく演奏をしてくれました!
日頃の練習の成果が充分に発揮されていました!
後半は、本日出演者の合同のステージ。
作曲・編曲を担当されているバンドマスターのドラム・ヴォーカルと職員バンドに乗せて、仲間たちが「おかあさんといっしょ」の曲やオリジナル曲の歌を披露しました!
オリジナル曲は、職員たちの温かい眼差しを感じるとても優しい温かい曲でした!
そしていよいよエンディングは、本邦初公開!
「ソーラン節」をバンドと和太鼓と歌、そして踊りを加えての演奏をしました!
このソーラン節は、今ヒットしている南中ソーランではなく、その原型となった、私が40年前に“民俗歌舞団わらび座”に教えてもらった踊り!
やんちゃ太鼓は、和太鼓・唄・踊りを担当しました!
皆、ノリノリに弾けて演奏していました。
観客の方たちもつられて、踊ってくださいました!
アンコール曲は、オリジナル曲の瀬野キャンパス応援歌『よっしゃあ!!』という曲で締めくくりました。
その歌詞の一部を紹介します。
“言葉に出来ないけれど 胸に秘めた思いがある
言葉に出来ないけれど 心に秘めた思いがある
優しい心をいつまでも 輝く命を大切に
一生懸命生きてゆく
前を向いて 夢を持って
生きてゆく
明日に向かって一歩ずつ”
今日は、素敵な素敵なコンサートとなりました!
皆さんお疲れ様でした!
お出でいただいた皆さん、ありがとうございました!