(和)太鼓のプロになりたいという若者(男子が多い)が、この数十年前から数多く訪ねて来ます!


私は全ての人に“止めておけ!”と言います!



何故、和太鼓のプロなのか?

何故、なりたいのか?・・・・が、

よーく話しを聞いてみないと解りません。

私自身がそう思ったことがないので、まず理解に苦しみます!


それも、ほとんどの男子が、まだまだ駆け出しの若者!

どんな経験を積んで、そう思うのか?

その自信は、一体どこからくるのか?


何の蓄積も無い若者に一体何が出来ると言うのか?

まず“無謀だ!”と思ってしまうのです!



それでも、中にはプログループの門をたたいて、プロ活動をしている広島の若者も数多くいます。

そういう人たちを“つまらない!”と言っている訳ではありません。

そういう人は、“さすが!”です!



私が若者に問いたいのは、“プロになることが目的なのか?”です。

物事の順序はそうではないはずです!


太鼓だと言うなら、

どういう思いで、どういう音楽を創り、どういう表現をしたいか?

誰に伝えたいのか?見せたいのか?


プロになりたいではなく、どんな思いを表現したいのか?!ではないでしょうか?


私の好きな「今福優」「林英哲」氏、二人とも、

道程は、そうではなかったはずです!


様々に社会に揉まれ、様々な人々と関わっていく中で、自分の価値観が磨かれ、“人の縁”に誘われて、偶然か、はたまた必然か、ある日“一つの道”を歩いていた!のではないでしょうか!



・・・等など、若者につい水をさしてしまいますが・・・、

“・・・になりたい!”は、とても素敵で大事なこと!


そんな未来を切り拓く若者に、陰ながらエールをおくりたいと思います!!