昨日、標記の式典が開催され、私もお祝いに参加させていただきました。
もみじ作業所は、障害者・家族の長年の夢をのせて1980年1月に西区の一室から無認可作業所としてスタートしました。
1993年4月には社会福祉法人として、全国に先駆け知的障害者・身体障害者合築施設「第一もみじ作業所・第二もみじ作業所」を開所しました。
更に2004年3月には、身体障害者福祉ホーム・知的障害者ケアホーム・地域交流スペースの合築施設「夢トピア」を開所しました。この間他にも三つのケアホームを開所しています。
そして30年を迎え、三つ目の作業所と、五つ目のケアホームや新しい事業などを今展望しています。
「もみじ」の仕事は、“ひとづくり・夢づくり・まちづくり・仲間づくり”と位置づけ、多岐・多様です。
無認可時代からのこの30年は、いつも「仲間」を真ん中に据え、“人間らしく働きたい!人間らしく暮らしたい!人とつながりたい!”という仲間の願い・夢を、多くの人たちの共感と支援を受けて、一つ一つ“実現した”歴史でした。
更に、この30年間で“もみじ文化”が色鮮やかに花開いています。その象徴が『ともだちコンサート』です。
このコンサートは、“作業所を法人化したい!”、“行政や市民に理解・支援をしてほしい!”という願いの中、1986年2月に第一回を開催し、満員の観客を前に合唱構成“今日から作業所”を高らかに歌いました。
この時の、取り組みの大変さと成し遂げた喜びは何にもかえ難いもので、その後の取り組みの大きなエネルギーとなりました。
『ともだちコンサート』はその後も節目節目で開催し、今年6月第八回の開催を予定しています。
2002年12月には、『夢太鼓コンサート』も開催しました。
もみじの職員・仲間と出会って24年、歌と和太鼓で共に喜びを分かち合ってきました。
もみじも、私も夢を一つひとつ形にしていく歴史だったと感慨深く思います!
式典のディスプレーは全てが手作りで素敵でした。
たくさんの列席者の中に、懐かしい顔も大勢見つけました。
私たちは、お祝いに『ええとこ囃子』を演奏させてもらいました!
もみじ福祉会の皆さま、
30周年、本当におめでとうございます!!