2009年も後わずかとなりました。


皆さまには、今年一年お世話になりありがとうございました。


この一年は、新しい出会いもたくさんあり、お陰様で本当に忙しい毎日でした。

一つ一つの取り組みが雑にはなってはいないだろうか?と日々省みながらやってきました。


色々な現場でたくさんのことを教えて戴き、大変ドラマチックな一年を過ごすことが出来て、仕事先の皆さまには本当に感謝をしております。改めて御礼申し上げます!!



さて、年の瀬!

年賀状をそろそろ準備しないと、新年が迎えられません。

年賀状は、儀礼的な意味もありますが、

シンプルな言葉に来年一年をどうイメージして生きていくのかをしたためる意味あいもあると思います。


私の来年のテーマは、“より高く、より深く、より広く!!”です。


音楽・太鼓や人生をより緩急のある、振幅の広いものにしたい、ふところを深く取り組んでいきたいと思っています!

来る年も皆さま宜しくお願い致します!



今取り組んでいる、来年開催のコンサートは、

1月17日『障害者と広島交響楽団とのジョイントコンサート~2010マーガレットコンサート』、

1月31日『山ノ木竹志をうたうコンサート~今、歌わずにはいられない』、

6月20日『働くよろこび生きるよろこび うたにのせて~第8回ともだちコンサート』(もみじ作業所)です。



太鼓センターひろしまブログ-2010マーガレットコンサートチラシ

太鼓センターひろしまブログ-山ノ木竹志をうたうコンサート




マーガレットコンサートに向けては、年内に7回の練習を終え来年早々に1回の練習・リハ・本番を残すのみとなりました。


太鼓の参加グループは、昼休みに毎日練習をしている「もみじ作業所」、聾・盲の子どもたちの生活施設「光清学園」、親子を基本に参加の優しい表情の「風の祭典」、2回目の参加の「天手鼓舞」、そしてサポーターの私たち「慈音」です。


コンサートの内容は、広響の演奏、太鼓演奏「意気揚々」、広響と合唱のジョイント演奏、広響と太鼓のジョイント演奏「日本の四季」です。


今回の演目は、昨年一年の積み上げもあり、皆さんの表現には余裕も加わり、順調に仕上がっています!


皆さん本当に真剣に練習に取り組んでいますが、中でも今回注目すべきことの一つは、聴覚障害者の太鼓チーム「天手鼓舞」さんが篠笛にも初チャレンジをされるということです!


『意気揚々』の“篠笛の曲想がどんなものか知りたい!”で篠笛の練習を今年始められました。

その意気込みに私はすっかり共感して、是非にもマーガレットコンサート本番に披露してほしいとお願いしました!


実は昨日開催された『第1回Alles Zusammen みんないっしょにコンサート』で、もみじ作業所の『意気揚々』の演奏に「天手鼓舞」さんと「慈音」も共演させてもらいました。そこで篠笛初デビューを無事果たされました!


他の出演団体が多すぎて予定時間のリハーサルもままならず、極度の不安と緊張状態で本番を迎えました。

しかし、本番はとても心地よい演奏が出来たと感じました。


「天手鼓舞」さんのブログの太鼓日記“気分はてんてこ”に、その状況や思い・感想が詳しく書いてありますが、“笛を吹くことで曲のイメージがガラッと変わった!”という文章を読んで私は心底嬉しくなりました!


「天手鼓舞」さんの演奏に対する真摯な姿勢と日々の大変な努力に、頭が下がります!

マーガレットコンサートの演奏内容も、昨日の経験を経て更に豊かなものになることでしょう!



あと二つのコンサートも、更にグレードアップして演奏したいと胸が膨らみます!




これまでたくさんのグループ・人たちと出会い太鼓の練習・本番を重ねる中で、私自身たくさんの課題・テーマを持っています。


ゆっくりと、一つひとつ形に出来たら良いなと思っています!!



来る一年、

もっともっと勉強もして、皆さんの思いを精一杯受け止め、皆さんと共に曲創りを楽しみたいと考えています!


どうぞ宜しくお願いします。


皆さま、良い年をお迎え下さい!!