昨日、和太鼓研究生の二つの教室合同で『生命の詩』の練習をしました。
それは、8月23日東区民文化センターホールでの「広島のうたごえ祭典」という合唱の祭典のオープニングで、慈音やもみじ作業所の仲間たちと一緒に演奏するためです。
昨年同祭典で演奏したのが好評で、今年も依頼を受けました。
☆2005年広島のうたごえ祭典☆
この曲は、血潮が沸き立つ程の熱い想いと気合いと体力なくしては打てない曲。
なんとかおさらいは出来たものの、リハーサルでの合わせを残すのみ。
本番や如何に!!
『生命の詩』は、島根県益田市匹見町の太鼓奏者“今福優”さんの作曲によるもの。
今福さんとの出会いは15年前で、色々な所に仕事としてプロモートさせてもらったのが縁です。
ソロ活動開始間もない当時の今福さんは“一人打ち”で何もかもこなされていました。
それからは、広島市や益田市、防府市でのコンサートに度々足を運び、その演奏を飽きることなく観せてもらいました。
自分に厳しく、ひたすら太鼓を打ち込み、唄い舞う、真面目で可笑しい今福優さん!
その姿は、昔観た映画に出てくる“無法松”そのものでした。
演奏を観る程に段々と、今福さんは、私の“仕事”の領域を超える存在になっていきました。
太鼓で何を表現し、何を、誰に伝えたいかの今福さんの“想い”に心からの共感を覚えます!
先を走り続けてくれる今福さんの姿を見ていると、私自身がこの仕事をやり続けて本当に良かったと思えてくるのです。
そんな今福さんを7年前もみじ作業所に紹介したのは、当然の成り行き!
もみじ作業所初開催の『打ちならそう!夢太鼓こんさーと』では、『石見舞太鼓』を100人の仲間で演奏しました。
その2年後のもみじ作業所『ともだちコンサート』では、『もみじ舞太鼓』として130人で演奏。
その後は、『生命の詩』として数々の共演をしました。
4年前のグリーンアリーナで開催された『日本のうたごえ祭典inひろしま』では、160人での演奏。
昨年の、私方と慈音の記念コンサートでも、熱く共演していただきました!
今年度、竹原市の小学校でも練習を始めました。
子どもたちの手応えが、ビンビンと返ってきます。
『生命の詩』、
演奏する者にとっても、聴く人にとっても、“魂の打ち震える”曲!
これからも、たくさんの人に聴いてほしい、打ってほしい曲です!!