昨日、慈音で『ほうねんこいこい節』の練習をしました。
この曲のテーマについている原曲の歌詞はあったのですが、
新たに素敵な歌詞をメンバーが考えてくれました。
昨年の慈音10周年コンサートに向けても『安芸の神集い太鼓』をメンバー皆の思案で一つの楽しい物語にしてくれましたが、
メンバーが、一つ一つの曲を我が事として受け止め表現しようとしていることが、とても嬉しく素敵な事だと感じました。
この機会に、曲の由来について書いてみたいと思います。
『ほうねんこいこい節』は、2001年秋に誕生しました。
きっかけは、当時何かしら悶々として沈んでいた自分を曲を書くことで叱咤激励しようと思ったからでした。
“いいこと、楽しいことは必ずやってくる!”更に“幸せは待っているだけでは来ない、幸せを自分の手で呼び寄せよう!”という想いを天高い秋の空に届けたかったからです。
その発想は、同じ事務所の山ノ木竹志さんや、もみじ作業所の仲間たちの精神に学びました。
この曲はできてもしばらく公表していませんでしたが、
2003年の「太鼓バトル」(おっと、どどんと太鼓まつり)で演奏できたらいいなーと思い練習の提案をしました。
私が書いたフレーズ以外に、小川さんが素敵なサビの部分を作曲してくれました。
そして『秋2003~ほうねんこいこい節』として、篠笛と桶太鼓の曲としてデビューしました。
更に数年後、『ほうねん太鼓』(「豊年太鼓」をベースに祭衆がアレンジ・作曲したもの)とドッキングしたら面白いのではないかと考え、そのスタイルで以後毎回アレンジも変えながら演奏するようになりました。
今度演奏する時は、新しい歌詞で皆さまにお届けします。
参考までに、今までの歌詞を紹介します。
何かいいこと
きっとあるだろう
いつかきっと
あるだろう
きっとあるだろう
~和太鼓『たつのこ』の編詞~
なんぞええこと
ほんまあるじゃろう
そりゃーほんまに
ええこと
さあさ やってこい