昨夜、私自身関わりの深い備後は府中市文化センター大ホールで表記のコンサートが開催された。
このホールは、かつて風流打楽“祭宗”&備後国府太鼓ジョイントコンサートを2回開催した思い出の場所。
1400席に立ち見の出る程の大盛況のコンサートだった。
地元のコンサートらしく暖かい声援の飛ぶとても良いコンサートだった。
やりたいことが満載の、他では見ることの出来ないユニークな内容でゆったりと楽しませてもらった。
プロ5年で、よくぞここまでやったものだと感心した。
竹内孝志さんとは高校時代に知り合い、その後広島の大学に進学し“大学に和太鼓クラブをつくりたい!”という信念を抱いた彼と再会した。
お好み焼きを食べながら、色々と今後のことを話した。
それからの彼は、和太鼓の様々な現場にとにかく足を運んだ。
私の所属する『慈音』にも籍を置き、韓国での演奏にも一緒に参加してくれた。
彼は、ひたすら真面目で一生懸命に和太鼓に立ち向かう清々しい若者だった。
念願のクラブも創り、卒業して地元府中市へ帰って行った。
それから彼は地元府中市でプロとして活動をスタートさせた。
プロとしての彼の演奏を観るのは今回が4度目。
試行錯誤しての今の彼の演奏スタイル、
5年にして他にはない独自のものを創り出した、
彼のこれまでの信念と努力と情熱に拍手を贈りたい!
一生懸命で真摯な彼の演奏態度・精神性は、出会ってから一貫してずっと変っていない。
一人の人間としてこれからも様々な経験・勉強を積んでいって、
府中市にしっかりと根を張って、新しい表現を追及してほしい。
今後がとても楽しみ!!