6月3日、石川県の浅野太鼓が創業四百周年を迎えられました。

本当におめでとうございます。


その感謝祭に伺う予定が、仕事のため行けなかった。

後片付けも慌しいであろう昨日、早速御礼の手紙と記念誌・記念品が届いた。


その四百周年記念誌を読ませていただき、

歴代の先人達が太鼓づくりという一つのことを400年という永きにわたり連綿と受け継がれてきたことと、

更に現社長・専務の時代になって、『太鼓の里』として総合的な太鼓の事業を展開・発展させてこられた労苦に

ここに改めて敬意を表します!


太鼓の里資料館の開館と時を同じくして、「太鼓センター」のネットワークも発足スタートし、

間もなくして浅野太鼓を初めて訪れた。

以来21年間、浅野太鼓とりわけ専務には大変お世話をいただいた。


専務との業務連絡は互いに携帯電話だが、話しの最初と最後の専務の言葉は、

“大野さん、いつもありがとうー!”である。

その言葉に、専務の四百年への熱い想いとこだわりをいつも感じていた。

小柄で、愛嬌のある専務の眼差しや、

浅野太鼓の時代に対峙する姿勢に、学ぶ事が多い!


時の様相は、5年、10年で変化していくが、

品秀寺や浅野太鼓の永い歴史に触れて、

人間のゆったりとした大きな営みや流れを感じる事が出来た!