あめなるヒーリング&チャネリングホロスコープ の平尾泰子です。
例え話をします。
その女性は、一匹の犬を飼っていた。
食事は与えていたが、決して抱かず可愛がらずに自分がむしゃくしゃする時は犬を怒鳴りつけたり殴ったりした。
これを読んでどう思いますか?
なんてヒドイ!
人でなしだ!
と思った方が多いと思います。
そしてこのワンちゃんの行く末はどうなると思いますか?
人に懐かず、人を恐れ、人に交わらなくなる事が想像出来ますよね?
これ、女性を「親」に犬を「子ども」に置き換えてみて下さい。
普通の家庭で育った人には想像もつかないと思いますが、結構な確率で、こういう親はいるものです。
9年間個人セッションしてますと、様々な親を持つ方にお会いして来ました。
子どもに暴力を振るう
子どもにお金をたかる
子どもがその子らしく生きようとしたり、大人になろうとすると全力で潰しに来る親も残念ながら存在するのです。
中には初潮が来たら母親に「いやらしい!」と階段から突き落とされた方もいました(ブログに載せる事はその方の許可を得てあります。)
うちの母も似たようなものでした。
そして、ワンちゃんで想像してもらうと分かりますが、インナーチャイルド(心の傷)を癒すには、相当の時間がかかります。
幼少期の自分に自分がして欲しかったように育て治してあげるのです。
可愛いね
大好きだよ
大丈夫だよ
繰り返し繰り返し自分に言ってあげます。
思い込みの書き換えやインナーチャイルドを癒す方法を知っている方はそれもしてあげる。
時間がかかるかもしれないけど、確実に変わって来ます。
一つ言えるのは「親を恨んでも仕方ない」って事です。
でも最初の頃は親を恨む自分にきちんと寄り添ってあげましょう。
辛かったね
痛かったね
怖かったね
不安だったね
と。あなたの中のネガティブを無かったことにしない事、ちゃんと受け入れてあげる事、そこからがスタートです。
「なんでこの親を選んで生まれて来たんだろう?」と悩む人も多いでしょう。
(私の最大の悩みもこれでした)
私の見解を一つあげておきます(あくまで私の見解です)
日本の古代文献のホツマツタエに「ハタレ」と言う存在が載っています。
嫉妬や恨み辛みを過大に持ってしまった人間は、心がねじけて、キツネや蛇の霊と同調してしまい、「ハタレ」と言う魔物に変身してしまうと書いてあります。
アマテルカミ(天照大神)もこのハタレ退治にとても苦労されました。
虐待する親は、親自身が愛情不足していて、
被害者意識が強かったり
人の悪口ばかり言っていたり
人を蹴落とそうとしていたり
します。うちの母も常に誰かの悪口を言ってました。
虐待する親を選ぶ子どもはお空の上から見ていて、そんなハタレのような御霊を愛で真人間に戻してあげようと思ったのではないか?と思います。
そしてそうすることが「宇宙のためになる」と考えたのでは?
そんな壮大なスケールの愛を持った魂だから、お空の上から見ていた時の事は忘れてしまっていても、きっと元に戻るパワーを持っていると思います。
障害を持つカラダを選ぶ魂のように、チャレンジャーで気高い魂なのです。
今は辛くても、先が見えなくても、恐れがあっても、不安があっても、きっときっと安心して暮らせる日が来る。
そこまでの恐怖や不安を味わう!と決めた気高いあなたの魂を信じてあげて下さい。
そしてもしどうしても一人じゃムリと思う方は、専門の人を頼って下さい。
小さな頃に虐待を受けるとメンタルな病気にかかりやすいとのデータも出ているそうです。
そういう方は、カウンセラーなど専門家に相談されてもいいと思います。
(私もそういうセッションもしています)
今あなたが、ここに生きてくれてることにありがとう。
愛を込めて