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どんなに悲しい出来事があったとしても、晴れた日には美しい自然がそこにある。 「クライマーズ•ハイ」(著:横山秀夫)のために描いた絵です。 This painting is one of my representative works. この小説は、横山さんが上毛新聞社の記者時代に遭遇した日本航空123便墜落事故を、題材としています。 1985年の今日8/12、事故は起きました。 524人中、生存者は4人。 この小説で、未曾有の大事故を山奥まで足を運び取材する様子は、元新聞記者の夫が読んでも息苦しくなるぐらいリアリティがあるそうです。 横山秀夫さんのそれまでの単行本の表紙はかなりハードな印象。 この本は、女性層にも読んで欲しいということで私に依頼が来ました。 谷川岳(のような岩山)を描いて欲しいと。 小説の主人公である新聞記者はクライマーなのです。 私がそこで考えたのは 「どんなに悲惨な事故があったり、悲しい出来事があったとしても、人の気持ちに関係なく、晴れた日にはきっと美しい山だった」でした。 だから、カラッとした景色を描きたかったんです。 最初、仕上がった絵を見て編集者さんは戸惑っていましたが、社内の女性陣には好評で、なによりも横山さんが気に入ってくださいました。 その後、NHKドラマで主演が佐藤浩一さん、映画では堤真一さんが主演でヒット。 私にとっても代表作となりました。 横山秀夫さん他、出版社のみなさんが私の冒険的な絵を受け入れてくださって感謝しています。 #japaneseartist #liveintokyo #myartwork #acrylicpainting #art #artoftheday #happyart #loveart #lovejapan #artposts #acrylic #artlovers #colorfulworld #artstagram #paintlover #lovetheworld #クライマーズハイ #文藝春秋 #横山秀夫

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