このシーンご存知ですか?
古事記に出てくる場面です。
<天岩戸開き>
1)日本の最高神アマテラスが、弟のスサノオの乱暴狼藉に怒り、天岩戸に隠れてしまいます。
そしてこの世は闇に包まれてしまうのでした。
2)困った八百万(やおろず)の神様たちは、知恵の神オモイカネに相談。
3)オモイカネの提案で、みんなで宴を開くことになりました。
太鼓や笛の音に合わせて岩戸の前で踊るのはアメノウズメ。
それを見て笑い転げる神様たち。
4)「外は真っ暗なはずなのに、なんでみんな盛り上がってるの?」
不思議に思ったアマテラスが隙間から顔を出すと
「あなたよりもっと尊い神様がおいでになったんですよ」っと、アメノコヤネとフトダマが目の前に鏡を差し出します。
5)「あら、この神様は?」と鏡に写った自分の顔にびっくりして身を乗り出したアマテラスの手を取り、引き出したアメノタヂカラオは、岩戸を遠くに投げてしまいます。
6)そうしてアマテラスが再び戻ったことで、明るく平和な時代が戻ったそうです。
この絵は、少し前に展示を観てくれた人が購入してくれました。
「こんな時期だから、今の私にはこの絵が必要な気がする。」と言ってくれて、とても嬉しかったです。
いまは出口が見えない暗闇にいるような気持ちになることもある日々ですが、この物語のようになるといいなあ。
さて古事記って知ると、とてもおもしろいですよ。
初心者にもぴったり、これ一冊で古事記通になれる「ゆる神さまの神社ナビ ころころ古事記」。
いま、かざひの文庫WEB書店では、特別企画で販売中。
定価が1650円のこの本ですが
アマビエステッカー&栞付きで1100円。