(天平衣装に着替えてトークを行いました。初コスプレ)

 

奈良に行ってきました。

 

なら記紀・万葉

古代を感じるトーク&ライブのイベントのラストとして

 

ゆる系古事記作家クロストーク「新しい古事記の楽しみ方」

 

ということで、「まんが古事記」のふわこういちろうさん、「ラノベ古事記」の小野寺優さんとご一緒しました。

 

 

 

 

200人を超える、たぶん私たちよりも断然古事記に詳しいお客様の前でお話しするのは、プレッシャーも大きかったのですが、「楽しかったです」と声をかけてくださる方も多くてホッとしています。

 

ありがとうございました。

 

奈良は、私の心を癒してくれた大切な場所です。

人生2度目(3度目だったかも・・?)に奈良を訪れたのが、2011年4月でした。

 

2011年3月に東日本大震災があり、その時、東京にいた私は家族にも家にも特に被害はありませんでした。

だけど余震が続き、いろんなことが心配で、気持ちが沈む日が多くなっていました。

 

東京から離れたい。

 

その時に、行きたいと思ったのが奈良でした。

 

奈良に着くと、ちょうど桜の時期。

東京では失われていた日常がそこにはあって、居酒屋に入って地元のお酒「春鹿」を飲み、「東京からですか。大変でしたね。」と声をかけていただき、肩の力がスウウッと抜けていったのを覚えています。

 

そしていくつか行った神社の中で、ここが好きって感じたのが桜井市の檜原神社でした。

 

神殿も拝殿もない、シンプルな神社を背にして、注連縄のかかった柱から街を眺めた時に、古代の人たちもこの同じ風景を観ていたのだろうなと思うと、どこかで繋がっているというような安心できる気持ちになれました。

 

そして今回のトークイベントがあったのが、その桜井市にある桜井市立図書館。

 

トークの中でも、その時のことや気持ちをみなさんにお伝えできてお礼が言えたのが嬉しかったです。

 

あの頃はまだ古事記に興味もなかったのに、その数年後に古事記の本を出し、それがご縁でここに来れた、そのことも、とても不思議。

 

 

まだ昨日の夜、東京にもどったばかりで、うまくまとまらない文章になりましたが、奈良そして桜井市への感謝の気持ちをまずは書きたかったので、今日はこのへんで。