(100年以上前のオールドバカラでシャンパン&冷製スープなど)

 

週末は、京都で器の勉強会に参加しました〜。

滞在していた福井(敦賀)から京都は、サンダーバードで50分ほど。

京都駅に到着するとやはりモワワ〜ンと暑い・・。

そこから電車を2度乗り換え、駅から徒歩10分でしたが、体力ないし、と諦めてタクシーで。

 

なんと乗った個人タクシーの運転手さんは、実家が信楽焼の窯元で、ご本人も以前は絵付けをやっていらしたそう。

 

さて、「井村美術館」に到着。

 

オーナーの井村欣裕さんが所蔵している、有田焼の中でも有名な「柿右衛門」「鍋島焼」、そしてオールドバカラなどを見せていただきながらの勉強会です。

 

はじめは「ふーん、きれいな磁器だなあ〜」ぐらいな感じで眺めていたのですが、説明を聞けば聞くほどおもしろい!

 

柿右衛門は主に海外輸出用で飾るもので、鍋島焼は、将軍などへ献上し使ってもらうのが目的。

 

絵柄や色味の違いなど、いろいろあるんです。

 

そして同じ絵柄で100枚とか作るけど、やはり最初のものが一番いいとか。思いがこもってるものはわかるそうです。

 

 

オールドバカラもたくさん見せていただきました。

古いものと新しいものはガラスの性質も違い、彫りの深さも違い、それだけじゃなくて触るとなんとなく柔らかい気がしました。

 

たくさんのことを学ばせていただきましたが、いくつか、うろ覚えのところもあるので、書いて間違ってたらいけないので書きません。

 

 

あ・・・マイセンの器もいろいろあったのですが、井村さんが「これはなんだと思いますか?」って言われたので、すかさず「どんぶり!」って答えたら、「漆に見えるけどガラスなんですよ〜」って言われました。

 

答える内容が違ってた・・あせる

 

(少人数勉強会、贅沢な時間でした〜)

 

2時間があっという間の勉強会。

もっともっと聴きたかった。

 

感性や好き嫌いだけで眺めるよりも、やはり歴史を知った上で眺めて、あらためて好きなものを観るのって楽しいですね。

 

そのあとは、サカエヤの新保吉伸さんの扱っている愛農ポークと近江牛のしゃぶしゃぶ会。

もちろん器はオールドバカラや有田焼、オールドノリタケなど。

 

美しい〜。

 

(肉が多くてお皿見えないけど、とても美しい柄です!)

 

近江牛も、ドーン!

 

 

私をこの会に誘ってくれた、友人(床美幸さん)が作っているミソポタを使ったお料理も。

 

愛農ポークの冷しゃぶ&ミソポタ。

 

美術館だとガラス越しにしか見れないけれど、そんな器を触って、実際に使って美味しいお料理を楽しむって本当に贅沢だなあ。

 

井村さんもおっしゃっていたけれど、五感で感じること、「いいものに触れて、いいものを食べて、いいものを見る」って大事なこと。

それは高級ってことではなくて、いいパワーを持っている本物ってことだと思います。

 

 

美しいものを観て、美味しいものを食べ終わった後のみんなの笑顔いいねえ〜。

 

またまた初対面の方がほとんどの会でしたが、とっても楽しかったです。

 

ニコニコ近況

&プレミアム9月号に取材された記事載ってます。

 

ニコニコ今日の川柳

いいものが もっているパワー いただきます

 

ニコニコ今日の一枚

まだイラストレーターになる前に描いた豚の絵。