東京ミッドタウンにあるフジフィルム スクエアで開催中の
「時代を語る林忠彦の仕事」展に行ってきました。
雑誌の作家シリーズで太宰治や坂口安吾の写真を撮ったことから人気になったそうです。
5/31までの第一部として、戦後の銀座など東京の様子と人々を記録したモノクロ作品が展示されていました。
太宰治を銀座のバー「ルパン」で撮った写真は、有名ですが、本当はスクエアなタイプのフィルムで撮っていて、太宰治の手前には坂口安吾の背中が写っていたそう。
その貴重なオリジナルも展示されていました。
また、たまたま行った時間が「写真歴史博物館」の見どころガイドを開催するタイミングだったので参加させていただきました。
写真の歴史ってあんがい短いんですね。
1839年にダゲレオタイプ「銀板写真」が発明されたけど30分以上も撮影に時間がかかったとか。
その後出た湿板写真は、写真の引き伸ばしができなかったから、すごく大きなカメラで、さらに板が湿っている間に取らなければいけなかったので道具もたくさん必要だったとか。
乾板写真が誕生して、一気にカメラは進化して行ったそうで、特にカメラに興味がなかったのに、そんな説明を聞くのは楽しかったです。
毎日、開催されているそうなので、みなさんもぜひ一度行ってみてください。