先日、インタビューを受けた時に聞かれました。

 

「なんでそんなに服ばっかり買っていたんですか?」

 

「1年間洋服を買わないチャレンジ」の日々を書き綴った

 

「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと」(扶桑社)

 

を出版してから、私のファッション遍歴や今現在の変化などについて取材を受けることが多いんです。

 

私は子供の頃からファッションが大好きでした。

 

母親が洋裁を仕事にしていたこともあり、小さな頃の写真をみるといつもかわいい洋服を着ています。

 

会社員になってからは、お給料のかなりの割合を洋服に費やすようになりました・・。

もちろん時間も。  

もう、完全にショッピングが私の一番の趣味。

 

ネットショッピングも含めると、三日に一度ぐらいの割合で買っていたのではないかなあ・・・。

 

ショップにも、「なにかいいものあるかな」と思って行くのではなくて、「なにを買おうかな」とそのショップ内で自分が買えるものを選ぶ感じ。

だからショップから「手ぶらで出てくることはない」ぐらいでした。

 

レストランに入ってお水だけ飲んで帰る人がいないように、私にとってはショップに入ったら、なにか買うのが当たり前になっていましたね・・・。

 

今考えたら、すごく変。

 

そして、私はもともと自分に自信がないので、ファッションが自分を変えてくれるんじゃないかとか、自分に少しでも自信をつけさせてくれるんじゃないかとか思っていました。

 

クールでモードな洋服が好きでしたが、自分の芯の部分がしっかりしていないので、フラフラと全く違うテイストのものもかなり買ってしまいます。

 

「人からどうみられるかなあ」とか

「これだと褒められるかなあ」とか

「流行も押さえておかなくては」とか。

 

その結果、クローゼットの中身の統一感がなくなっていくし、フラフラと買ったものたちはやはり活用されないのでした。

 

でもチャレンジが終わってからは、「自分はどういうテイストが好きなのか」「どう見せたいのか」がわかったので、フラフラからおさらばですっ!

 

 

 

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