(恵比寿の米ルの個室でファッション談義)

 

またまた「1年間洋服を買わないチャレンジ」を達成したスタイリストのにしぐち瑞穂さんと編集者の杉田千種さんと会って、ファッション談義に花を咲かせましたよ。

 

(彼女たちとのエピソードは、「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!」にたくさん載っています)

 

 

今回もいつものように、とにかくファッションについてしゃべりまくったのですが、三人に共通する感覚がいくつかあったので、紹介しますね。

 

 

●1年間のチャレンジが終わって、買う数は減ったけど、買う服の単価が高くなった。だからよけいに買う数が減る。

 

素材感や着心地に妥協しなくなったので、自分の理想のモノを買おうとするとどうしても高めのモノになってしまうんですよね。

だから、我慢することも多くなりました。

 

●  ほしいものはいっぱいあるけど、買いたいものがない。

 

例えば、「ベルボトムのパンツが欲しい」とシルエットやデザインのイメージはあるけれど、それがお店に売っていないんです。

これも「自分に似合う形・欲しいモノ」が明確になったからですね。

 

●その服を何回着てるか気にならなくなった。同じ印象でいいなと思うようになった。

 

ファッションはセルフブランディングと思うので、むしろ同じような服を着ることが怖くなくなりました。

 

●時代の気分なのか、ハイブランドのバッグを持っていることがあまりかっこいい感じがしない。

 

三人とも今はブランドバッグを封印。でも気に入っているので手放す気はないんです。年齢や時代の空気感でまた持ちたいと思う気になると思うから。

 

●持っている服を大切にするようになったのでクリーニング代がかかる。

 

だからコートやセーターをたくさん持っていたとしても取っ替え引っ替え着るのではなく、この冬はこれで行こうという風に、出番がなくなってしまう服も出て来るんです。

 

●ファストファッションはプレーンでシンプルなモノが使える。

 

ファストファッションを主役の着こなしはしません。その中で、プレーンなデザインのものを選び、例えばノースリーブのワンピースの下に着るなど、持っている大好きな洋服たちを長いシーズン着るための手助けをしてもらいます。

ファストファッションのセーターなどは、シンプルでしかも家で洗えるので助かります。

 

 

他にもたくさん話したんだけど、いま思い出せるのはこれぐらいかなー。

 

 

 

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