先日、「私も虚弱体質です。どうやって元気になったんですか?」って聞かれたので、ちょっと長くなるけれど、私がどうやって虚弱体質から脱却して元気な体になっていったかを紹介したいと思います。
まず、昔の私のこと。
私は子供の頃からずっと虚弱体質でした。
そしてそれは大人になっても続き、
3日に一度は頭痛になり
季節ごとに風邪を引き1週間は寝込み
疲れるとすぐに全身にじんましんや湿疹が出ます。
疲れやすいし、すぐに具合が悪くなるので
毎日出かけるとかは無理で、人との約束は、月・水・金あるいは火・木というふうに、1日はかならず空けるようにしていました。
人との約束も体調を崩してドタキャンすることにならないよう、夜に出かける予定があるなら、昼間は自宅にというぐらい用心。
交通機関を使うと疲れることが多いので、たまの外出は、ほぼタクシー。
海外旅行に行っても、だいたい前半は疲れて寝ていました。
持ち歩くポーチには、頭痛薬・ステロイド(飲み薬・塗り薬)・風邪薬・喉スプレー・マスクを常に入れていました。
しかし、この体質を何とかしたい!少しでも元気になりたいと、一念発起。
ネット検索で見つけたファスティング施設に行きました。
たしかそれが10年ほど前かな?
こちらに1週間滞在しました。
体力的に断食は無理と言われたのですが、体にいい粗食と毎日の散歩で、終了後には、いままでにない爽快感を味わいました。
そこで食べ物の大切さを知り、我が家の食事は、徐々に野菜中心の和食がメインとなっていきました。
それまでは、体力をつけなければと無理してたくさん食べていたのですが、それよりも質のいいものを食べることが大切なこと、1日三食にこだわらなくていいことを知り、すごく楽になりました。
そうして1年に一度は、やすらぎの里に滞在し、少しづつ元気になっていきました。
でも、私が劇的に健康になったのは、私の体の弱さをみかねた友人から、彼女がトレーナーをしている「ゆらトレ」(骨盤トレーニング)をすすめられたことがきっかけです。
2012年の秋のことでした。
運動嫌いなので「いやだなあ」と思っていたのですが、小さな枕を使って、日頃は自宅でも行えるという地味な体操だったので、ハードな運動は嫌い、でもコツコツやることは意外と好きな私には合っていたみたいです。
スタートして、1カ月後には身体中に蕁麻疹が出たり、その後も頭痛や耳鳴りがしたりしましたが、それを乗り越えたら、数カ月後には肩コリもなくなり、どんどん元気になっていきました。
そして体の基礎が出来上がり、骨と筋肉の状態が整ったので三年半で卒業。
私は別人のように元気になりました。
●蕁麻疹が出なくなったので、長い間飲んでいたステロイドをやめられた(たまにでますが、すぐに収まるようになった)
●疲れにくくなったので、タクシーはほとんど使わず、どこにでも電車・バス・徒歩で出かけられる
●肩こりがなくなった
●毎日でも出かけられる体になったので、行動範囲と友達関係が劇的に広がった。
●脊柱側彎症でゆがんでいたあばら骨と背骨がほぼきれいに整った
●首回りがすっきりしてウエストがくびれた
以前の私を知っている人は皆、「別人みたい」「本当に元気になったよね!」と驚いています。
筋肉がついて、体の歪みがなくなると、こんなに疲れにくい体になるのか!と自分でも驚きました。
といっても、普通の人ぐらいの元気さだとは思いますが、それが私にとっては夢のような毎日なのです。
行きたいなと思うところに行くことができる、
友達と気軽に約束ができる、
それがとても楽しいのです。
そうして、健康になったおかげで、「いつからでも変われるんだ!」ということを実感し、さらにもっともっと自分の中のコンプレックスを減らしていきたいと考えるようになりました。
そんな私の小さな工夫が
新刊「35歳からわたしが輝くために捨てるもの」にはいっぱい書かれています。
私が行なったことが絶対に正しいというわけではないけれど、おんなじような悩みを持っている人の参考になれば嬉しいなと思ったから。
また、私のブログや本を読んで、この辺りのことをもっと知りたいとかあったら、ぜひコメントなど下さいね。
王様のブランチで紹介されました
最新刊です