(私が一番好きだったのは、奥にある竹久夢二のブックデザイン。イチゴ柄のブックケースから本を取り出すと、イチョウ柄が現れます。そして本を開くとそこには綺麗なブルーが。)

 

乙女デザインー大正イマジュリィの世界@茨城県立美術館

 

ファッション好きにもかなりオススメです。

 

大正時代は、子供や女性たち向けのデザインが多くなり、夢があるかわいらしい本やレターセットなどがたくさん登場。

 

デザインした人たちが男性とは思えない、甘やかな世界が広がっています。

ここに立ってるだけでやさしい気持ちになってくる空間。

 

とっても小さな作品も多いので、半日ぐらい楽しむ気持ちで来るのがいいかも。

 

 

マッチ箱のデザインだってこんなにかわいいんです!

 

 

恩地孝四郎さんが手がけた本もあります。

音や数字が飛び出してきそうにはじけてます。

 

 

有名な海外小説の表紙だったりして、「これはなんの本かな?」って想像してから答えを見るとびっくりしたり。

 

 

少女向け、少年向け、子供向け、婦人向け、いろんな雑誌が登場したのも大正時代。

 

 

私は、今回の展覧会で初めて、杉浦非水さんが好きだと気づきました。

この世界観、とっても共感します。

 

 

貴重な本なども近くでじっくり観ることができます。

布張りだったり、金箔や型押しなど贅沢な作りにもうっとり。

 

 

ファッションに注目して観るのもいいですよ。

着物の着方や色合わせなど、今よりも自由ですね。

モボ・モガの時代の先端ファッションも楽しめます。

 

9/25(日)までですが、後半になるにつれ混んでくると思いますので、ぜひお早めに。