(私が持っている大正デザイン関係の本)
いま茨城県近代美術館で「乙女デザイン 大正イマジュリィの世界」が開催されています。
イマジュリィとは、装幀(ブックデザイン)・挿絵・絵はがき・ポスター・広告・漫画など大衆的な複製としての印刷・版画の総称。
アール・ヌーヴォー様式の橋口五葉、
アール・デコ様式の杉浦非水、
竹久夢二の少女趣味の世界、
女学生の間で流行したお手紙道具にみられる当時の少女文化にも注目。
大衆に浸透し、絶大な人気をあつめた「かわいい」商業デザイン・イラストレーションを紹介しています。
そして、私もトークイベントで参加させていただきます。
8/7(日)14:00〜15:30
今まで300冊以上のブックカバーのイラストを手がけ、多くの作家とコラボしてきた経験から、大好きな本たちと関わる楽しさやおもしろさなどお話したいです。
私も日本のレトロな乙女デザインは大好き。
竹久夢二・小林かいちの本は、何度も読み返しています。
淡い色合いなのにデザインが大胆で新鮮だったりします。
洋服のデザインや柄も、今見てもかわいらしくて着たくなります。
イラストレーションのアイデアを練る時にも、ファッションについて刺激を受けるのにも、役立つので、大正・昭和のデザイン本はたくさん持っているのです。
そんな私の「大正デザイン」についての愛についても語りたいなー。
展覧会は、浴衣や着物で来ると割引になります。
当日のトークイベントは、私も浴衣を着る予定。
ぜひ、夏休みの一日を浴衣や着物でご一緒して、大正かわいいロマンに浸りませんか?
東京や上野から電車で約1時間。
お待ちしています。