今月、10年間勤めた会社を退職しました。


10年って聞くと長く感じますが、自分の中では本当にあっという間でした。


入社した頃は右も左も分からない新人だったのに、気づけば後輩ができて、教える立場になっていて。「もう10年?」と、自分でもびっくりしています。


ホテルの仕事は、毎日同じように見えて、実は毎日違います。


たくさんのお客様との出会いがあって、忙しい日は息つく暇もなく走り回って、夜勤の日は夕方から翌朝まで働いて…。大変なことももちろんありましたが、それ以上に思い出の多い10年間でした。


一緒に働いた先輩や後輩には本当に恵まれました。


忙しい日に休み振り替えてみんなで乗り切ったこと、仕事終わりに飲みへ行ったこと、何気ない一服中の雑談。今思い返すと、そういう何でもない時間が一番印象に残っています。


もちろん、楽しいことばかりではありませんでした。


うまくいかない時期もありました。むしろその時間の方が長く、「このままでいいのかな」と悩んだことも何度もあります。


でも、その時間も含めて今の自分なんだと思います。


そして退職を機に、地元である札幌へ戻ることになりました。


東京での生活は約10年。


最初は何もかも新鮮だった街も、気づけばすっかり「日常」になっていました。


だから荷物をまとめながら、「この景色もしばらく見ないんだな」と少し寂しくなったりもしました。


でも同時に、久しぶりに地元で暮らせることへの楽しみもあります。


家族や昔からの友人が近くにいて、美味しいご飯があって、慣れ親しんだ景色がある。


「帰る場所がある」というのは、とてもありがたいことなんだなと改めて感じています。


10年前は、期待と不安を抱えて北海道を離れました。


そして今度は、たくさんの経験と思い出を持って帰ります。


環境は変わりますが、この10年間で学んだことはきっとこれからも自分の力になってくれるはずです。


新しい生活がどうなるかは、まだ分かりません。


少し不安もありますが、それ以上にワクワクしています。


10年間という節目を迎えて、また新しいスタートラインに立ちました。


東京で出会ったすべての方々に感謝しつつ、次は北海道で新しい思い出をたくさん作っていきたいと思います。


10年間、本当にお疲れさまでした。


そして、自分自身。ここからまた、次の10年のスタートです。