今日6月20日はペパーミントデー。


北海道北見市まちづくり研究会により
1987年に制定されたペパーミントデーは、
北海道が爽やかな気候になる6月と
北見市の特産品ハッカの語呂合わせにより
6月20日をその日としたそうです。


ミントは料理やカクテル、漢方薬など
幅広い用途で使用されていますが、
そのなかでも馴染み深いのがお菓子、
特にミント系のガムではないでしょうか。


様々な菓子メーカーからミント系ガムが
発売されて
し烈なシェア競争が繰り広げられており、
各社趣向を凝らしたCMを展開しています。


その内のひとつ、
明治製菓から発売された
ミント系チューインガム
『MINTZ(ミンツ)』のCMに出ていた
爆笑問題の太田光さんはミント以上にクール
でした。




ジェームズ・ブラウンの
『It's a Man's Man's Man's World』が
流れるなか、
深夜のマンションの廊下に佇む太田さん。

仕事で帰りが遅くなったのか、
疲労を通り越して世の無情をも悟るかの様な
表情を見せます。



おもむろにMINTZをポケットから取り出し、



帰宅前に一服するかのように
ひと粒口に放り込み、深く息を吐きます。


そのクールな姿は
『笑い』を追求し続けるコメディアン
爆笑問題・太田さんではなく、

役者・太田光のそれです。



時計を気にしてマンションの廊下を歩く
太田さん。



鍵をあけてドアを開くと、



チェーンロックがかけられており、



中腰の体勢のまま静止してしまいます。



そして、

「行き場なし。」

と虚空を見つめ、
MINTZをまたひと粒口に入れたところで
CMは終わっていきます。






最後はしっかりとオチを付け、
コメディアン太田光としての姿を見せるの
ですが、

前半までの太田さんのクールな姿は
痺れるほど魅力的です。


JBの『It's a Man's Man's Man's World』が
ここまで似合う男性もなかなかいません。


日大芸術学部出身で
映画出演のみならず映画監督も務め、
映画や文学の造詣も深い太田さんだからこそ
成し得る表現だと思います。


普段はテレビのバラエティ番組で馬鹿なこと
ばかりやっている太田さんの懐に忍ばせた
刀を垣間見ることが出来るCM作品です。



役者・太田光をもっと見てみたいですが、
爆発させるほどの笑いを生み出したいという
情熱を持ち、
笑いにストイックに向き合う
『爆笑問題』太田さんにはまだ、
それを求めるのは早いのかもしれません。



底が見えない『太田光の世界』を堪能する
ためには、
今は『爆笑問題カーボーイ』で我慢するしか
なさそうです。




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