オリックスが残念ながら
初戦を落としました。


しかもなかなかの大敗で肩を落としそうに
なります。


しかしシーズンはまだ始まったばかり。


気持ちを切り替えてまた明日から
応援していくために、
このCMを振り返り気持ちんよくなります。




オリックスの前身、
阪急ブレーブスの主砲、ブーマーです。


首位打者2回、本塁打王1回、打点王4回。

1984年にはパ・リーグ三冠王に輝き、
誰しもが認める球史に残る名助っ人外国人
です。


バッターボックスに立つブーマー。



すると、
恐ろしいことにデッドボールを受けます。



あろうことかデッドボールシーンが
3回立て続けに流され、



ブーマーは球よりも早く
ピッチャーマウンドに駆けていきます。


そう、
恐ろしいことに、というのは
ぶつけたピッチャーを思ってのことです。



ヘルメットも放り投げ、
ピッチャーマウンドへ一直線。


ピッチャーの運命やいかに。



と、思ったら、

なんとブーマーが駆け込んできたのは
薬局だったのです。



当てられた箇所が余程痛むのでしょう。


焦りを見せながら店員さんに懇願します。


「パ、パ、パスタイムください。」



店員さんにパスタイムを手渡されると、
ブーマーは感謝の気持ちを伝えます。


「はんきゅーベリーマッチ。」



そして、

“気持ちん〜よかパスタイム”

とサウンドロゴが入り、
CMは終わっていきます。





実際の試合での映像から上手く繋げるという
この手法は他の作品にも見られますが、

迫真のデッドボールシーンからのこのオチは
お見事のひと言です。


クリエイターの方のセンスに感服すると
ともに、
デッドボールシーンを使用するのを許可した
ブーマーの度量の広さも天晴れです。


強引過ぎるダジャレも笑えるほどの
素晴らしい傑作です。



オリックス・バファローズの御先祖である、
阪急ブレーブスに今日は救われました。


明日は頑張ってね、オリックス。


そしてアダム・ジョーンズ、
ブーマーみたいに気持ちんよくさせてね。